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人生のスタートラインは恵まれてる

〜日本全国報告会への道④〜

靴磨き世界一周アジア編242日目

アメリカでこんな実験があった。


大学生数十人が一直線に並んでかけっこをする。


スタートをする前にいくつか質問をされる。


「毎日家の中で眠ることができる人は一歩前に出てください」


多くの学生が一歩前に進む。


「今スマートフォンで調べたい時にいつでも
調べることができる人は一歩前に出てください」


多くの学生が一歩前に進む。


「病気や怪我をしたら病院に行くことができる
人は一歩前に出てください」


多くの学生が一歩前に進む。


私達が当たり前にできるであろう質問を受けて、
それに「YES」と答えて一歩づつ前に進み続ける。


しかし振り返ってみると、スタートラインから
一歩も動いていない人もいる。



私達が当たり前だと思っていることが、
当たり前ではない環境の中で育ってきた人もいる。





私がフィリピンで路上靴磨きをしていた時、
数人の警察官が私の方に近寄ってきた。


「ヤバい、許可なくやってるから警察官に
怒られるかも」って思ったら、彼らは私に
靴磨きのお願いをしてきた。



その光景が少しおかしくて、周りにいる
フィリピン人も笑っていたし、幸せな雰囲気
がその空間には流れていた。


しかしその中に、物乞いをしている男の子が
ずっと私の横に立っていた。


私は目の前の警察官の靴を必死に磨こうと
意識を傾けているが、ずっと手を出してる
物乞いの男の子が気になる。


警察官も、周りのフィリピン人も、その男の子
が目に入ってないような振る舞いで、気にせず
各々その状況を楽しんでいる。


この物乞いの男の子がどういう家庭状況なのかは
実際のところ分からない。


本当は家もあって親もいるけれど、お小遣い稼ぎ
のために、または親に言われてやってるかもしれ
ないし、本当に困っているのかもしれない。


でも私は物乞いをするという選択をする必要の
なかった人生のスタートラインに立ててることは
ただ恵まれていたんだなぁと思う。


私は物乞いをしている子を可愛そうだとは思わない。


ポケモンゲームでも最初はマサラタウンから
スタートするように、人生の初期設定も各々
あって、それは変えることができない。


みんな最初に決められたスタートラインから
人生というかけっこに挑んでる。


でも、スタートラインからゴールまでは自分次第。


カンボジアの孤児院でスタートラインは恵まれたとは
言えなくても、それからとんでもない勢いで走ってる
子どもを見たこともある。


靴磨き世界一周アジア編の報告会では、
そんなこと"も"伝えたいと思っている。
#大部分はすべらない話です



だから、高校生以下無料なので、
参加される方はお子様でも、その辺の公園で
鼻水垂らしながら遊んでる子どもでも、
連れてきてくれたら嬉しいです。


少し先の未来でお会いできる日を楽しみにしています。


既に申込していただいた方ありがとうございます。


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「靴磨き世界一周アジア編報告会」
1月22日(日)愛知県半田市
2月5日(日)高知県
2月18日(土)愛媛県
2月23日(木)福島県
2月26日(日)宮城県石巻市
3月4日(土)東京都 
3月11日(土)北海道札幌市
3月21日(火)岡山県
3月24日(金)青森県
4月8日(土)大阪府茨木市
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