「ここで一緒に働かないか？」
靴磨き世界一周アジア編251日目
ジョイサルメールにある「HOTEL Tokyo Palace」
で数日間働かせていただくことになり、昨日が勤務
初日だった。
「朝7時にロビーに来て」と言われてたのに、
起きたら7時2分。
初日から寝坊しとる！！
#2度と社会人やれる気せん
すぐに身支度をしてロビーに行くと、
数名のスタッフがソファに座っていた。
「すみません、遅くなりました。」
とスタッフに伝えると、
「マネージャーが起きるまでゆっくり
していていいよ」と言われた。
#マネージャーも寝坊してた
マネージャーはロビーのソファに
ブランケットを被って眠っていた。
日本のホテルのように従業員用の部屋はなく、
スタッフは至る所に各々場所を探して眠るスタイル。
屋上に布団を敷いて眠るスタッフもいれば、
物置の段ボールの上で眠るスタッフもいる。
その後マネージャーも起床し、ミーティングが始まる。
ヒンドゥー語で何を言ってるのか分からなかったが、
今日のゲスト状況などを確認していたのだろう。
それからチェックアウトする方々を見送った後、
部屋の清掃を担当した。
シワのないようシーツやカバーをしっかり伸ばして、
机や棚やベットの角にも埃がないように拭き取る。
想像以上に丁寧に仕事をしていた。
オーナーのマタールーさんは日本で働いた経験があり、
日本のサービスの高さに驚いたと言う。
日本のようなホテルを地元のジャイサルメールで
やったら絶対に上手くいく！！
そう思い日本で働いたお金を元手に20年前に
「HOTEL Tokyo Palace」をオープンした。
サービスや清潔感は日本のホテルと比較しても
劣っておらず、スタッフの働く姿勢もかなり高い。
そりゃ繁盛するわけだ。
所々チャイ休憩を挟みながら、部屋の清掃や
厨房の洗い物、たまにかかってくる日本人客
の電話の対応をして1日が終わった。
朝、昼、晩ご飯も出してくれた。
全部カレーかカレー味の食べ物だったが、
屋上のレストランはホテル客も利用するので
クオリティはかなり高い。
いつも食べてる屋台飯よりも上質だ。
インド人のスタッフも優しい。
昨日まではお客さんとスタッフという関係で、
その時も丁寧な対応だったけど、今は一緒に
働く仲間として丁寧に仕事も教えてくれる。
「あなたのホームタウンは大阪ね。
でもインドでのホームタウンはここだから、
何も気を使わなくていいよ」と言ってくれた。
マタールさんはなぜか私のことを気に入って
くれたようで、「来年からこのホテルで一緒に
働こうよ」とドラフト宣言していただいた。
スタッフもみんないい人達だし、日本人観光客も
来るから役に立てると思うし、いいホテルだから
働いたら面白いかもしれない。
でも、365日3食カレーかカレー味の食事は
キツすぎるので、わたしには無理だ。
残り2日ほど、手を抜かず、真心込めて働きます。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
「靴磨き世界一周アジア編報告会」
1月22日（日）愛知県半田市
2月5日（日）高知県
2月18日（土）愛媛県
2月23日（木）福島県
2月26日（日）宮城県石巻市
3月4日（土）東京都
3月11日（土）北海道札幌市
3月21日（火）岡山県
3月24日（金）青森県
4月8日（土）大阪府茨木市
↓詳細はこちらから↓