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「無事、日本に帰ってきました。」 

靴磨き世界一周アジア編263日目 完

関西空港の入国ゲートを出ると、

「総将、おかえりーーー」という声が聞こえた。


私が1月10日15時30分に関西空港に到着する
ということを知った人達がお出迎えに来てくれていた。


泣きそう!!


でも、人前では泣きたくねぇ。


堪えた。


この日私の出迎えに音頭をとってくれた
まさみんがミルクティーを買ってくれていた。



263日ぶりの午後の紅茶。


一口飲んだら、左の頬を涙がつたっていった。


#どのタイミングで泣くねん


この刻の深さ。


日本のミルクティーだ。



小学校の頃から変わらず飲んでた大好きなジュース。


体がミルクティーを飲んだ瞬間に
本能的に喜んだのだろう。


帰ってきたかぁ。


毎日毎日重たい荷物を背負って街から街へ、
国から国へ移動した日々も一旦今日で終わり。



あの一滴の涙は、263日間潜在的に
張ってた緊張の糸を解いたのだと思う。


一気にホッとした。


俺、ほんまに日本に帰ってきたんやな。


わざわざこんなに出迎えてくれて、嬉しすぎる。


Facebookライブ配信でも繋いでくれてたので、
私の帰国を画面越しでリアルタイムで見てくれてた
人もたくさんいた。



3年前とは大違いだな。



2020年4月に台湾から関空に帰ってきた
時は、飛行機を降りた瞬間から宇宙服のような
服を着た医療関係者と警備員に誘導されて別室へ。



外国から日本に帰ってきたというだけで
テロリストのような扱いだった。



全然知らない人から親しかった知人にまで
心ない言葉をメッセージでいただいた。


あの時の苦しみは3年後に待ってるサプライズを
より喜ぶためのスパイスだったのかもしれない。



この3年間の靴磨きトラベラーの航路、

遠回りに見えた道は実は"最善ルート"だった。



帰る場所があるからこそ、旅は楽しいのだ。


帰る場所に帰った時に、喜んで出迎えてくれる
人がいる人生は幸せなのだ。


こんな靴磨きトラベラーライフは幸せでしかない。 


でも、まだ、大阪に帰っただけ。



これから私は日本中の帰る場所に帰ります。



いっぱい話したいことがあるので、
また話聞いてください。



今日は263日ぶりにお家の布団で眠ります。

お出迎えありがとうございました
263日ぶりのミルクティー美味すぎた

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