「気づいたら大豪邸にきていた」
靴磨き世界一周アジア編140日目
私は今どこにいるかというと、ピネンという街にいる。
もはやクアルランプールを超えて、あと少し
進めばタイに入る場所まで来た。
4日ほど前にヒッチハイクで拾ってもらった
チョウさんがこの休日にピネンに友達と旅行に
行くということだったので、私も同行している。
#なんでやねん
1週間以上前にジョホールバルからクアルランプール
までヒッチハイクをして、2日あれば到着するだろう
と思っていたのに未だにマレーシアの首都には到着
していない。
私は「サレンダー」という言葉が好きだ。
私のYouTubeの筆頭アンチである読書のすすめ
清水店長が教えてくれた言葉だ。
"人生の流れに身を任せる"という意味。
旅をする前までは予定魔で常にこの日にどこで
何をするか効率的に決めて行動するのが好きだった。
予定通りいっても物語は生まれないし、
予定通り行かなかった時にかなりストレス
を感じていた。
しかし「サレンダー」という言葉を知ってからは、
予定通りいかなくても、"人生の流れに身を委ねよう"
と思えるようになった。
そして、私は運命に流されて流されてしていたら、
マレーシアの大豪邸のプールで泳いでいた。
もうマリーナベイサンズやん！！
プールからマレーシアの雄大な大自然が一望できる。
マレーシアには街で物乞いしてる人や
ホームレスもいるけど、こうして意味分からん
くらいお金持ちの人もいるんだなぁと思った。
プールサイドのベンチで寝そべりながら
「なんで俺今こんな所にいるんやろう？」
と考えたら、ただジョホールバルから目的地の
看板掲げて突っ立ってただけだった。
どこか一つでも狂っていたら、私は今頃
クアルランプールで靴磨きしてたのかもしれない。
野宿することもあれば、意味分からん金持ちの
家で眠ることもある。
これがサレンダーってことですよね？清水店長？
そんな読書のすすめは今日から喜多川泰さんの
3年ぶりの新刊、「よくがんばりました」が先行販売
されてるそうです。
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