「一途とストーカーは紙一重。」
靴磨き世界一周アジア編151日目
日本人は海外ではモテる。
理由としては、ご先祖様が外国で徳をたくさん積んで
こられたのもあるし、お金持ちだと思われてるのもあるし、
まぁ単純に私が男前という理由もあるだろう。
#世界を股にかけるナルシスト
ただモテるのは、女性からだけとは限らない。
結構男性からもモテる。
私の友達にも男性から女性になった人もいるし、
女性から男性になった人もいるし、男性だけど
男性が好きな人もいる。
なので驚いたりはしない。
ただ性別関係なく、"一途とストーカーは紙一重"
だよなぁって思ったことがあった。
3日前、初めてペナンに来て路上靴磨きをした時、
開始早々に50歳くらいの小太りのマレーシア人男性
が靴磨きに興味を持った。
マレー男性
「靴磨き!!え!?」
私は自己紹介をした。
マレー男性
「ちょっと先にご飯食べてくる。ランチは食べたのか?
食べてなければご馳走するから一緒に行こう」
私はラッキーと思いながらついて行った。
横断歩道を渡る時に、俺の手を握りながら渡った。
これくらい1人でいけるやろと思いながらも、
このおじさんは運転の激しいマレーシアで事故
が起きないように一緒に渡ってくれたと思った。
そのおじさんとランチにいって、別々のメニュー
を注文した。
私はヌードルを食べており、おじさんは
チキンカレーを食べていた。
おじさんは定期的に自分のスプーンでカレー
を救って私に食べさせてくる。
なんで50歳のマレーシア人のおじさんと
間接キスせなあかんねんと思いながらも、
これも文化の違いかと思いながら食べていた。
#マレーおじさんと濃厚接触した男
そのおじさんにディナーに誘われたが、私は
アイリンさんとジェラミーさんと夕食に行く
予定だったのでお断りした。
そのおじさんとの一連の流れをアイリンさんと
ジェラミーさんに話した。
そして写真を見た2人は、こう言った。
「見たら分かる男好きの顔やん!!」
嘘やん!!
でもそう言われれば、そんな気がする。
まぁでも、別にどこかへ一緒に行くわけ
じゃないし、大丈夫やろうと思いながら
次の日も同じ場所で路上靴磨きをした。
前日のお礼も兼ねて靴磨きをさせてもらう約束
をしていたので、またそのおじさんはやってきた。
もう見たら分かる男の子好きの顔しとるわ。
悪い人ではないと思ってたので、私は普通に
話しながら靴磨きをした。
靴磨きが終わった後も、おじさんは帰らない。
どうやら私の終わりを待ってるのだろう。
そのおじさんと1時間くらい話した後、
「ほな、俺帰りますわぁ」と言った瞬間
おじさんはこう言った。
「え、泊まってかないの?」
、、、
なんでやねん!!
なんでマレーシア人のおじさんとワンナイトせなあかんねん!
「え、俺泊まるなんていいましたっけ?」と
聞いたら、昨日のランチの時にそんな話をしてた
らしい。
総将
「いやぁ今日も夜予定ありますし、今知り合いの
家に泊まらせてもらってるので大丈夫です」
マレーおじさん
「えー!そうなん。じゃあその家まで車で送ってくよ」
総将
「俺歩くの好きなんで歩いて帰ります」
マレーおじさん
「じゃあ僕も運動も兼ねて歩こうかな」
なんでやねん!!
歩いて30分くらいかかる場所だし、
どうせついてこれないだろうと思ったので
一緒に歩いて帰ることにした。
歩いてる途中に「タイまで一緒に行こうよ。
移動日もホテル代も払うからさぁ」って言ってた。
結局おじさんは私が滞在してる家まで歩いて帰るのは
遠すぎたので、途中で諦めて帰った。
そして次の日。
また同じ場所で路上靴磨きをやろうと思って
そぉっと覗いてみると、、、
おじさんが少し先の方でスタンバイしていた。
怖すぎる!!
逃走中のハンターに出くわした時とおんなじ怖さや!!
私はその場から走って逃げた。
一途とストーカーは紙一重だ。