「俺のロンドンのイメージを返してくれ」
靴磨き世界一周ヨーロッパ編132日目
1ヶ月半ぶりにロンドンに来て感じたのは、
「やっぱりロンドンって世界の大都市だなぁ」
って感じた。
パリとロンドンはそんなに変わらないと思って
いたけど、全然違う。
パリはゴチャゴチャしてて、ロンドンは綺麗に
整列されてるようなイメージだ。
#抽象的な表現しかできなくてすみません
#あくまで私のイメージです
治安もロンドンの方が圧倒的に良いし、
ホームレスの数も少ない。
きっとイギリスは島国でEU非加盟国なので、
今はそう簡単には、というか、ほぼ東ヨーロッパ
あたりからの難民は入って来れないのだろう。
#フランスにはチャリでも国境越えれるから入りたい放題
後、革靴を履いてる割合はパリとは比べ物に
ならないほどロンドンの方が多い。
やっぱり靴磨きトラベラーの聖地はベタ
だけどロンドンだよ!
って行かなくても分かるようなことを
堂々とVoicyやYouTubeで言っていた。
「ピカデリーサーカス」という観光地で私は
路上靴磨きを以前もしており、私は駅の改札口
を出てすぐの場所を陣取って靴磨きをしていた。
近くでは路上パフォーマーの人達が通行人を
魅了して、演出を見終わった後に私の活動を
見つけてそのまま靴磨きをさせてもらうという
流れがよくあった。
私はその場所をかなり気に入っていたし、
むしろその場所で路上靴磨きするためにロンドン
に来たと言っても過言ではなかった。
が、1ヶ月半ぶりその場所に行って、
腰を抜かしそうになった。
"ホームレスの基地できとる"
どこに基地作っとんねん!!
ここロンドンを代表する観光スポットやぞ!!
こっちはYouTubeでもVoicyでも
「ロンドンは綺麗に整列されてるイメージ」
て言うてもうとる!
#どこがやねん
仕方がなく、私はピカデリーサーカスの
別の場所を探して靴磨きを開始した。
人通りは多いけど、なかなか靴磨きを
お願いしてくる人が現れない。
ちなみに、この日は日曜日ということもあり、
ビジネスマンはほとんどおらず、観光客ばかりだった。
ただ、観光客の靴を磨くこともよくあるし、
スニーカーを磨くこともある。
ただ、待つしかない。
そしたら、1人の男性が私に話しかけてきた。
「俺、日本人好きなんだよ。
良かったら写真撮ってくれよ。」
「海外での胡散臭い話しかけ言葉ランキングNo.1」
の話しかけ言葉。
#何か売りつけられるぞ
#安易にそいつが手渡してきたものを触るな
そのおじさんは写真を一枚自撮りで撮ると〔その写真
いつ使うねん〕案の定話を続けてきて、その場に
居座った。
その時の会話の内容が、
「俺、日本人の若い女性と結婚したいんだけど、
どうすればできるかな?可能性あると思う?」
、、、
ねぇよ!!
日本人女性舐めんな!!
なんでお前みたいな治安悪い地区に良くいる
マリファナのブローカーみたいな奴に惚れるんだよ!
可能性は奇跡の0%だよ!!
と思ったけど、"思ったことを口にしない典型的
な日本人気質"の私は、
「ん〜、Up to you〔あなた次第〕」と言った。
#便利な言葉だ
その後も、私にとってはどうでもいいような
会話を小一時間ほど聞かされた。
多分俺、側から見たら
「靴磨き」をフロントエンド商品にして
「マリファナ」をバックエンド商品にしてる
ように見られてるんじゃないか。
#誰が靴磨きお願いすんねん
結局私は、この日一足も磨かずに終わった。
俺のロンドンのイメージを返してくれ。
ジョンロブ貯金:1550ユーロ
〔目標1800ユーロ〕