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「そんな旅の仕方もあるのか!!」
靴磨き世界一周アジア編184日目
先ほど、しばらく滞在させてもらったDen Hotel
のお支払いを済ませた。
「あれ、結局私何泊したんですか??」
「今日の分を合わせて11泊です。」
11泊!!
シェムリアップに11泊もいたのか!!
当初2泊の予約だったのに、延泊に次ぐ延泊。
仕方がない。
それだけシェムリアップは魅力的な街なのだ。
それでもDen hotelのオープニングキャンペーン
が適用されて110ドル。
こんなに快適なホテルをその値段で泊まらせて
いただくなんて本当にありがたい。
もうこのご恩は忘れずに、次シェムリアップに来た時
に通常価格でも11連泊します!!
今日は3度目のトロペアントム村に行ってきた。
そう、1番の沈没の理由はカデさんなのだ。
1度目の村への訪問は観光で。
2度目の村への訪問が小学校で靴磨き。
そして今回の3度目の訪問の理由が、、、
「えんとつ町のプペルバス」が村に来るということ
を知ったので見に行くことにした。
10月からシェムリアップに在住されてる近藤さん
のバイクの後ろに乗せてもらい、トロペアントム村へ。
えんとつ町のプペルのラッピングされたバス
が本当にトロペアントム村に来ていた。
日本から来た人達がこの1ヶ月間カンボジア中
の小学校や村に「えんとつ町のプペル」の光る絵本展
やプロジェクションマッピングを周るツアーをするそうだ。
その記念すべき一つ目の展示会がトロペアントム村だった。
カデさんと村の人達が作ってる竹建築に映し出された
「えんとつ町のプペル」の数分間のショーは幻想的で
とっても良かった。
何より村の子ども達が初めて見るプロジェクション
マッピングに目を輝かせながら見ていた。
本当にいろんなことしながら世界を回ってる
人がいるんだなぁ。
帰りのバンで、主催者の方がお話ししてるのを
盗み聞きしていたのだが、その話が面白かった。
#盗み聞きは犯罪ではありません
#ただ時に嫌われますので扱いにはご注意を
「僕は大学院でカンボジアの高齢者の研究をしてるんです。
なのでコロナ前は定期的にカンボジアに研究も
かねて来ていたんです。
ある日キングコングの西野さんと自分の専門分野
についてお話したことがあり、その時にこんな
アドバイスをいただいたんです。
『多分いきなりカンボジアの高齢者について話しても
ほとんどの人は興味持ってくれない。
だから入り口を「えんとつ町のプペル」を使うのは
いいかもしれない。
例えば「カンボジアにプペルバスを走らせて行く先々
で光る絵本展を開催する」という名目でクラファンする。
そうすれば僕【西野さん】にもえんとつ町のプペルが
広がるという取り分があるからそのプロジェクトは
応援できるし、オンラインサロンメンバーの方も
応援してくれる人はいるだろう。
そしたらカンボジアに行く旅費もそれで賄える。
その上で「なんでカンボジアでプペルバスやろうと
思ったんですか?」って必ず質問されると思う。
その時に自分の専門分野の研究も兼ねての話を
すると、耳を傾けて聞いてくれる人が現れる。
だから「えんとつ町のプペル」をうまく使うという
のも一つの手だと思うよ。」
というアドバイスを西野さんからいただいたそうだ。
西野さん、天才やん!!
だってわたし、バンに乗る前にその質問したもん。
「なんでカンボジアにプペルバスやろうと思ったん
ですか?」って。
その主催者の方はカンボジアの高齢者の方の
お話もしていて、私はすっかり聞き入っていた。
こんな旅の仕方もあるのかよ!!
誰も傷つけてないし、今日村の子ども達
はすっごく楽しそうだった。
もう一回言おう。
西野さん天才やん!!
しかし、そのアドバイスを実行したからこそ
その恩恵を受けられるんだろう。
今日盗み聞きした話は、今度「金がねぇから
世界に行けねぇんです」と言ってる奴がいたら
いかにも私が考えたかのような雰囲気を出して
全く同じアドバイスをしてやろうと思った。
#盗み聞きしたことを誰かに伝えることは犯罪ではありません
#しかし嫌われる可能性は高いです
私は主催者の方にバレる前に、明日朝一で
プノンペンに行こうと思います。
シェムリアップ、むちゃくちゃ楽しかったです。
ありがとう!!