サイバーパンク世界で銃撃戦が楽しめるTRPGです
ジェイソン・M・ハーディー 著, 朱鷺田祐介、シャドウランナーズ 訳『シャドウラン 5th Edition』(新紀元社)
サイバー装備、進化したネット網、魔法と精霊とアデプト、飛び交うドローン、巨大な権力を持つメガ企業、再びあらわれたドラゴンたち(手を出さないように!)などなど楽しい要素が盛りだくさんのTRPGです。
基本はそれら全部のせで混沌とした世界を楽しむゲームとなっています。
とはいえ、ルールが多いため消化しきるのが大変ということもあるでしょう。その場合は使うルールを絞り、銃撃戦だけするというのでも、充分楽しめるゲームとなっています。
銃撃戦を楽しく遊ぶお勧めのやり方はマップを用意することです。
机や白い紙の上に消しゴムを置いて「これは柱、これは棚」と決めて、障害物にしてみましょう。
敵が障害物を隠れるように、つまり遮蔽に隠れられるようにして戦闘を開始すれば、ガンアクションの始まりです
(はじめは弱めの敵を複数出すと良いですよ)。
プレイヤーは、遮蔽から遮蔽にうつって慎重に立ち回ろうか、一気に走って勝負を決めようか、遮蔽の関係ない白兵戦攻撃も一つの手だろうかと、いろいろ考えてくれるはずです。
「走って、撃って、遮蔽を取る」だけでもかなり楽しいですよ。
また、調査パートは、PCが持っているコネを数人回って情報を集めるようにすると楽しいです。シナリオ作成に悩んでいるなら「調査はコネに話を聞く、基本は戦闘中心」という形ではじめはやってみるといいでしょう。
自分が設定を考えたNPCがシナリオに出てきて、重要な情報を教えてくれるというのは、TRPGならではの面白さです。プレイヤーはこれかなり楽しいんですよね。
こうやって最初のセッションでは、使用するルールを絞って、基本的なルールだけでプレイ。
判定やエッジなどの基本的なルールに慣れてから、魔法ルール、ヴィークル戦闘ルール、精霊やクリッターのルール、ネットとテクノマンサーのルールを少しずつ読んで、ひとつひとつ導入するという形で、私は遊んでいます。初めから全部載せしたかったところですが、どうにも消化できなかったんですよねー。
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