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【Episode 1】インドネシア滞在記~引き継ぎ渡航・本渡航前~

卒論提出の締め切りが12/29なので、そっちに注力しなければいけないので、リバイバル公開ということで、29日まで2017年8月に公開したe-Education時代のブログを転載します!

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さて、本日から5日連続でお送りする予定の、SoShimadaのインドネシア滞在記をわざわざクリックしていただき、大変感謝します!インドネシア滞在記はインドネシアに行く前に個人的に自分の活動を振り返りつつ、外に発信していこうと思い企画しましたっ!それでは、どうぞ!


「2週間後にインドネシアに行けるかい?」


と、e-Education代表・三輪開人さんに言われたことは大学1年生の僕には、だいぶ衝撃的でした。

ひょんなきっかけからe-Educationに入ることになった島田(この話はEpisode”0”として、いつかじっくり説明したい)は、最終面接の場で、採用のお言葉をいただき、その場で


み:「じゃあ、早速だけど、いつからインドネシアにいけるかい?」


そ:「えーと、まだぜんぜんわかりませんが、できるだけ早く行きたいと思います。」


み:「2週間後はいけるかな?e-Educationはそれくらいの活動のスピード感で物事を進めていく。バスケでいうと、中学生のプレースピードで慣れていたプレーヤーが、大学1年生と試合をする感じ。それくらい、スピードも質も違う。島田君にはぜひ、この速さにすぐ慣れてほしい」


そ:「はい!では、2週間後行ってきますっ。」


ということで、2週間後ほんとにインドネシアに飛びました。

(※e-EducationはNPO法人で、途上国の教育格差を映像教育を使って打破する活動を行っている団体です。厳密にいえば、少し違うけれど、説明は割愛。島田が採用されたのは、海外インターンで1年間1人で海外へ行き、問題解決のためにプロジェクトを展開するという活動。島田でインドネシア担当は5人目でした)


初めまして!じゃあ、実際に活動地へ行ってみよう。

と、ジャカルタから電車で1.5時間ほどの街・デポックにあるマスターという公立学校にいけない学生が通う学校での映像教育プロジェクトの引き継ぎに行きました。

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インターン生ができることは、直接教えることではなく、一緒に活動しているインドネシアと一緒に生徒が学習できる環境を整えること。いきなり、みんなの前で覚えたてのインドネシア語で自己紹介をしたんですけど、伝わらなくて、笑われている写真。

マスタープロジェクトをもっと発展させよう!と意気込んでデポック滞在は終了。

スンバ島!ここは“世界の果て??”

もう一つのプロジェクト実施地・スンバ島。ここは、バリ島からプロペラ機で1時間ほどに位置する島で西と東に大きな町が2つあります。e-Educationは支援していたのは、島の西側にあるワイカブバックという町にある高校。早速、ますは高校の視察!

と、思いきや、パートナーの先生からお話が。


「あなたたちの活動に興味を持ってくれている校長が、東の街にいるわ。ここにいても今できることはそんなにないから、ぜひ行ってみたらどう?」

そう言われたら行くしかない!ミニバンに揺られえて約5時間隣町に到着。

全校朝会に!?

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(マーチング舞台と島田とのぶさん)

翌朝、校長先生とお会いすることができ、e-Educationの活動を紹介し、校長先生のお話も聞く。どうやら、その学校では高校生に留学をさせるようなプログラムを欲しているらしい。。。e-Educationでそういうことをすぐにできるわけではないですけど、私も高校生が留学することには賛成ですよ。と

「じゃあ、YOUこの後の全校朝会で生徒をモチベ―トしてくれるスピーチしちゃってよ」

「ぜひ、やらせてください!(お、おう。急展開。さすがこのスピード感)」

というわけで、どーん。

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いやー。緊張しながらも初のスピーチやり遂げました。その後も教室に回ったり、学生と話したりしました。

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一番の驚きは、パソコン室にパソコンがたくさんあったこと!

そ:「これ、どうやって使ってるの?」

先:「パソコンは使い道がないから使ってないよ。そもそもパソコンも古くて使えないのもたくさんあるからね」

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おーなるほど。これが、物だけの支援の結末か。これは、学び学び。

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(やっべー、間違えて油性マーカー使っちゃったの図)

でも、校長先生も乗り気だし、みんな協力的だし、なんかプロジェクトうまくいく気がする!そう思って、2週間の引き継ぎ渡航を終え、日本に帰国。

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(帰り道、島のこどもが手を振ってきたので、振り返すと予想外にたくさんの子どもたちが集まってきて、写真撮影会になった)

本渡航前の活動報告会!


「e-Educationに新しく若い風を吹かせます!」と宣言し、初めてのプレゼン。


※しかも、緊張してこのいいとこのセリフ噛みまくった記憶が。。。汗

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そんなこんなで本渡航への準備を整え、Episode2~活動前期2015/9-12月~へ

続く


★島田コメント★
e-Educationに新しい若い風を吹かせます!と宣言した大学1年生の島田。今、ここからの2年間を振り返ってみると、実際に新しい風を吹かせれたのでは?と思います。e-Educationという団体が大きくなっていくのを感じると同時に、まだまだ溢れ出るベンチャー感の中で、自分にできることは何か、団体が抱えている問題は何か。考えながら、課題を設定し、解決のための行動を起こせていたと思います。特に、島田の時は皆無だったインターン間のコミュニケーションの問題や、制度設計に対する海外インターンを経験した立場からのコメントなどなど。最近では、夏のインターン募集動画の企画など自分が先頭に立って、活動ができました。課題は、団体の“本当の”問題は何なのか、またそれに対するアプローチができているのか吟味が甘いところ。必要とされてないことをやっての+αの活動もいいんですけど、0をプラスにするだけでなく、マイナスを0にすることもやってみたいですね。

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文章がなんか若い。笑

今書いているnoteたちも、5年後とかに見返すとそう見えるんだろうな。


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