《増患》クリニックのマーケティング をわかりやすく 4 「違いの明確化」 @組織コンサル 福岡
クリニック専門 組織コンサルタント
ほうすう(鳳雛)田原です。
今回は、
クリニックのマーケティング 4 「違いの明確化」
に関してお伝えいたします。
動画でもまとめました。
1、要点
・近隣の他のクリニックとの違いを、一度真剣に考える
・時間軸と職種に分けて、ウリを考えよう
・ウリを、短くわかりやすい言葉で表現しよう
2、他医院との違いを明確にし、発信する
前回お伝えした、
「誰のためのクリニックか?」
でメイン患者層を明確にした後は、
を考えていくことです。
その際に効果的な考え方があります。
3、時間軸と職種で「ウリ」を考える
例えば歯科医院のケースであれば、
このように、
という視点で考えます。
タイミングと職種のマトリクスの中で、
「当医院は特にここに力を入れていけば、メイン患者層にも喜ばれそうだな」
というモノを考えていくのです。
例えば、上記
a(来院前-院長)であれば、
院長が初診前の、検討中のメイン患者層に向けて、
等
この場合、a(来院前-院長)のウリは
「お子様の矯正なら〇〇医院まで」
補足のウリが
「徹底した情報開示で安心感を」
という案が生まれてきます。
f(診療後-DH)であれば、
といったアイデアが出てきて、
f(診療後-DH)を起点に考えると、
「治療した後にこそ力を入れています」
というウリが生まれたりします。
このように、
上記マトリクスをヒントとして、
『他にはない、自医院のウリ』
のアイデアを広げてください。
4、一人で思い浮かばない時は?
上記マトリクスを活用しても、
なかなか院長一人では思い浮かばない時は、
といった質問を
・実際に、(信頼関係の築けている)既存患者様に訊いてみる
・自身の家族に訊いてみる
・スタッフ本人やスタッフのご家族に訊いてもらう
このようなことを試みてみると、
自分一人では思いもしなかったような回答が得られることもあります。
5、最後に
他の医院にはないウリは、
別に日本全国で唯一無二でなくてもいい。
その地域で、他との違いがわかれば充分。
まずは、そういう気楽な気持ちからスタートしてみてください。
後々、ウリを発展させたり、変更してもいいわけですから。
6、まとめ
A、他の医院との違いは、発信しないとわかってもらえない
B、「自医院に今できること」だけでなく、患者様が喜ぶことを想像し、「今後していくこと」視点でも考える
C、重苦しく考えず、まずは気楽に考えてみる
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