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日本の大学群、中国の985211

私は受験関係の人間なので大学の情報をキャッチするのが日常です。

日本の受験といえば大学群というものがあります。早慶、MARCH、日東駒専など。いつも思うのですが、MARCHや日東駒専ってすごく定着されていて、簡単に変わることはないです。しかし上昇中の大学は、どんだけ頑張っても日東駒専に入ることは難しいだろう、と思います。

これは中国と結構似してます。中国には985、211、そして双一流という大学群があります。
985はトップエリート校、211はその次。しかし985と211のリストはもう入れる・落とすことはできないので、その新しいバージョンは双一流です。985も211も双一流も、国が決めた大学群で、日本とは違います。

ここでもう1つの問題ですが、国が大学群を決めるのだから、入っていない大学は可愛そうです。就職学歴フィルターはそのままなっているし、差別そのものです。だから、「大都市の一般大学より、西部の211」みたいに選択する人も結構います。

日本の良いところは、大学群は所詮受験屋が作った言葉で、一応変わることはありえます。今日はこんな大学群を提唱する受験業者を見たのですが、これも悪くないと思います。


MOST(武蔵野大学、桜美林大学、産業能率大学、大正大学)

要するに民間からのアピールができ、個性のある大学に生きる空間を作れるわけですね。反面、中国では決まった211、双一流大学に入れないと、どんだけその大学の学科が強くても、就職のときはフィルターにぶつかります。

でも少子化にも直面しないといけません。少子化の影響が来たとき、大学はどう対応するか、日本は良い教科書になると思います。だから日本の大学(及び受験業界)を注目する必要はあると思います。

まあ、全入時代も悪くないと思いますし、むしろ早くなってほしいです。そのとき、一応「子供が大学に入れない」焦りは、もうないだろう。

お疲れ様でした。





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