SOS団はいま 2021年版
☆全国のSOS団支部をリストアップ!
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の放映開始から15年が経つ。2003年に原作小説が発表されて、2006年のアニメでハレ晴レダンスなどのブームを巻き起こし、2009年のエンドレスエイトで話題をさらって、2010年の映画『涼宮ハルヒの消失』が評価されていた。そのときどきで全国の高校や大学、あるいは社会人サークルなどでもファン活動は活発化し、随所にSOS団支部が誕生したらしい。
そこかしこに生まれたSOS団支部も、これだけの長い年月が経つうちに活動が止まったり忘れられたりしてしまっている。あるいはつい近年になって人々が気がつかないうちに設立されたSOS団支部もある。
今日は七夕、「私はここにいる」の日であることにちなんで、全国に存在する(あるいは存在した)SOS団支部についてまとめてみようと思う。以前にSOS団支部をまとめたのが2016年、あれから5年も経っている。SOS団支部界隈にはどんな変化があっただろうか。まずは近年になって設立された支部から紹介していこう。
GSK不思議探索班SOS団筑波大学支部
2020年11月、待望の原作新刊『涼宮ハルヒの直観』の発行とほぼ同じ時期に新設されたSOS団支部。現視研というサークルの一部として活動していて、コロナ禍という大変な情勢の中、いかにして設立にこぎ着けたかといった裏話や活動の抱負が載っている機関誌を即売会などで頒布している。2021年の七夕では部室に笹を飾るなど、精力的な活動をTwitterで垣間見ることができる。
https://twitter.com/gsk_sos_tsukuba
SOS団東京藝大支部
2021年4月に発足。「涼宮ハルヒシリーズ関連で描画、演奏、その他諸々創作活動を行う」という宣言通り、藝大生によるイラストがTwitterで次々と投稿され、界隈に電撃が走った。ハルヒ創作界隈の新たな中心地となるポテンシャルも秘めていそうで、今後の動向にも是非注目したいところである。
https://twitter.com/SOS_tokyogeidai
SOS団@青翔開智支部
2021年6月に発足。「色んな学校のSOS団支部さんの活動を参考にしながら世界を大いに盛り上げる為の活動をしたい」とツイートしている。学校公認の活動を目指して目下漸進中のようで、これからの活躍が楽しみである。
https://twitter.com/Sosdan_seikai
SOS団北大支部
2021年5月に発足。「この世の不思議をお抱えの方お待ちしてます!!」とつぶやいているものの、他の発信はなく、いまのところかなり謎に包まれた存在である。
「ただの人間には興味ありません!!が、
このアカウントをネットの砂漠の中から発掘した貴方はじゅうぶんにただの人間でない素質があります!
自信を持って入団希望をDMに送信してください!」
とあるので、興味を持った北大の学生さんは入団してみるといいことがあるかもしれませんね! それにしてもTwitterのアカウント名がほかの支部とはちょっと違うのも気になるところ。
https://twitter.com/SOS24789050
SOS団ブラジル支部
Twitterアカウントの開設は2021年5月。ポルトガル語でハルヒ情報を拡散しているグローバルな支部。SOS団もついに世界的ネットワークを構築するに至ったかと思うと感無量である。
SOS団 大阪芸短支部
2019年4月に設立。世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの憂鬱好きのための団。イラストを投稿したり、関西が拠点である地の利を生かして聖地巡礼を企てたりしているようす。聖地巡礼をして、創作をして、というふうにいろんな楽しみ方をしていて、ハルヒファンの鑑だと拝察。
https://twitter.com/SOS_geitan
SOS団一関高専支部
2018年9月にTwitterアカウント開設。最近は定期ツイートのみの半ボットと化しているものの、2018年12月頃までは活発につぶやいていた模様。もしかしたらアカウント主は別の場所で活動しているのかもしれません。アカウント名が8桁の数字というのは、どこか既視感がある名前の決め方のような…。
https://twitter.com/SOS07564147
☆近年になって設立された支部の特徴
原作の更新が滞って長い眠りが続いていたのが、2018年10月の『七不思議オーバータイム』、2020年11月『涼宮ハルヒの直観』という新作に打ち破られて再びファン活動が活発化したのが一つの原因だろう。
今後も若いハルヒファンによって活発なファン活動が続いていくのではないかと予想される。楽しみである。
ここから先はすでに長い歴史を重ねてきた暦年の支部についても紹介していこう。
☆すでに前回の特集で紹介した支部について
以下は2019年時点での情報。一部情報が古い可能性があるので気になった人は自分で調べてみてください。
SOS団東京大学支部
東京大学に設置された支部。現在も活動報告の発行などを中心にハルヒファンのハルヒファンによるハルヒファンのための活動を続けている。2006年頃からミクシィにおけるコミュニティの存在があったようだが一時的な停滞を経て、2011年頃にいまの活動を再開している。
https://twitter.com/SOSdann_Todai
SOS団立教大学支部
二〇一九年四月に発足したばかりであるが、東大支部の活動報告に寄稿したり、「涼宮ハルヒの同人誌即売会」に運営スタッフとして参加したり、精力的に活動している。
https://twitter.com/RIKKYO_SOS
SOS団早稲田大学支部
早稲田大学に設置された支部。七夕にはライブハウスを借りて音楽祭をしたり桜の季節にはお花見をしたりイベントを逃さず精力的に活動している模様。
https://twitter.com/sos_waseda
SOS団日吉支部
慶應義塾大学日吉キャンパスの支部。2007年頃に発足して、三田祭ではコスプレ喫茶をしたりステージでダンスやバンドのパフォーマンスをして世界を大いに盛り上げている。
https://twitter.com/soshiyoshi
SOS団@Sophia
上智大学に置かれた支部。上智大学公認相互交流系他大学連携サブカルチャーサークルと銘打って、ハルヒに限らずアニメ好きな人たちの交流の場となっているようだ。
https://twitter.com/SOS_sophia
SOS団大東文化支部
大東文化大学の支部。やはりアニメ好きのための交流の場のようだ。ホームページに掲載されている設立時の苦労話に登場する「中央執行委員会」というのは名前がかっこよすぎる。
SOS団東工大支部
東京工業大学の支部。「学祭でコスプレ喫茶をしたり、他大学にある支部と合同でダンスやバンドのパフォーマンスをする音楽祭を開催するなど」しているようだ。
https://twitter.com/SOSdan_Titech
SOS団専修支部
二〇一七年一月頃から設立の動きがありその後本格的な活動を開始。他支部との合同音楽祭に出演を果たしている。
https://twitter.com/sos_senshu
SOS団昭和学院秀英支部
二〇一八年八月活動開始。二〇一九年になってからは活動が確認されていない。
https://twitter.com/S0S_Sy0wa_Syuei
大学以外のSOS団(順不同)
略して「SOS団」
このチーム名でサバゲに出たり、トンプソンサブマシンガンの魅力を広めるために同人誌を発行したりしているサークル。すみません、勉強不足でSOS団がなんの略だかわからないので、お目にかかる機会があればぜひきいてみたいです。
有志練習会SOS団
総合格闘技家、清水俊一氏が主宰するプロアマ混合の練習会。きっとこれまたSOSに隠れた意味があると思うのだが、わからずじまいですみません。
NON管弦楽団
西宮市内等を練習場所としつつ、アニメの主題歌や劇伴BGM等の演奏を専門に活動している管弦楽団。二〇一三年四月発足。日本のアニメ音楽を大いに盛り上げるために西宮で活動する管弦楽団の頭文字で、NON団。
休止したSOS団支部
インターネットなどで活動の痕跡がうかがえるものについて、名称を列挙する。
TOT団(東北大)
SOS団電通大支部
UNREAL(旧SOS団@SFC)
SOS団成蹊大支部
SOS団関東大学連合
映像研究部SOS団(東洋英和女学院大学)
SOS団立命支部
SOS団帝京支部
SOS団千葉大支部
SOS団久留米大支部
SOS団法政支部
SOS団中大支部(中部大学)
SOS団北海道情報大学支部
SOS団神大支部(神戸大学)
SOS団玉川大学支部
SOS団大正大学支部
SOS団目白大学支部
SOS団近畿支部
以上の2019年時点でのまとめについては、活動報告総集編2ndにもう少しだけ詳しく書いているので気になった方はそちらもチェックしてみてください。
https://booth.pm/ja/items/2026817
もし、SOS団の支部についてここにはない情報を知っている方がいれば、ぜひぜひおしえてください!
以上
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