2021.1.10.≪ネタバレ≫ASKA premium concert tour-higher ground-アンコール公演仙台公演レポ
セットリスト自体は初日と同じ。1曲1曲に対する感想などは割愛します。
こちらでは府中と仙台で変わった部分、仙台でのMCや2公演見ての率直な感想を書いていきます。
1.曲順
まず、曲順にさっそく変化があった。
今ツアー見所の一つである、菅沼孝三さんとSATOKOさんの“ドラムセッション”親子協演。興奮冷めやらぬテンションでつなぐ次曲は、初日「じゃんがじゃんがりん」だったのが仙台では「なぜに君は帰らない」に変わっていた。
終演後、このツイートを目にした初日参戦組の仲間界隈では、孝三さんの映像元だった『ASIAN TOUR in TAIPEI』の流れから「Can do now」が来るんじゃない!?むしろ来てほしい!と色めき立った。
結果的に曲自体の変更(追加)はなかったけれど、初日と同じ選曲の中でさらにさらに盛り上がりを加速させる流れに変わっていた。さすがすぎた。
2.未発表曲の披露
これは初日にはなかったもの。仙台公演で初めて披露された。
「まだレコーディングもしてない曲」。
ギター1本で弾き語りしてくれた。
(歌詞に「今を幸せに生きることが大切」みたいなフレーズが入っていたような記憶…)
ASKAさんは「SCENEのころのアルバムを今作るなら、と思って作った曲」と話していた。私の印象は、(ギター弾き語りという形態も大いに影響あるけど)もっとチャゲアス初期の、例えるなら「冬の夜」とか「琥珀色の情景」とか、その辺に近い雰囲気だと感じた。
これは早く完成版が聴きたいぞ!
ギター一本で弾き語りするといえば、の「帰宅」ともまたちょっぴり毛色が違う、確かにどこか懐かしく温かく心の奥に響きそうなイメージの曲。次のアルバムに入るかな。
3.MC
・オンラインライブを計画している。どうなるかわからないけどやってみようと思っている。
・(今ツアー)駆け抜けますんで。じゃないとこんな状況やってられないでしょ。いいかげんにしろよコロナって話だもんね。みんなで一緒に駆け抜けましょう。
・音楽は時間かけて作って大切に届けるもの。また音楽が大事にしてもらえる時代が来るでしょう。その時まで歌えていたらいいな。
・ありったけツアー仙台公演の「もぐもぐタイム」の時、地元の演歌(民謡)歌手・庄司恵子さんがずんだもちをステージに持ってきてくれた(注:実際差し入れたのは庄司さんの実家でもある定規山の名物三角油揚げ。もぐもぐタイムで出されたのがずんだもち)おいしかったんだよね。きょうは庄司さんいないの?死んじゃった?(※おい←会場全員の心の声)
・まゆみちゃんの時もそう思ったんだけど、結婚すると「取られた」って感じちゃうんだよね。取られました。SHUUBIです(メンバー紹介で)。
・僕の友達がそれぞれ自分たちの表現で「Breath of Bless」を作ってくれた。おんなじメロディーだけど全然違う曲に聞こえる。Breath of Blessが1枚になったアルバム楽しみにしていてください。(※ここ私のなかで最大に色めき立った発言!この発表も府中ではなかった)その中でもやっぱり「僕のは違うでしょ」って叩きのめされたのが澤近泰輔です(メンバー紹介で)。
4.感想もろもろ
➀歌詞間違い
現在2公演が終了した時点で、歌詞間違いは過去ツアー最高だと言い切れます(笑)。小さいものも含めるなら、実に半分くらいの曲で1か所は間違っていたんじゃないかな。
#いいすぎかしら
#歌詞カード片手にワンフレーズワンフレーズ確かめたわけではないから印象の問題かも
近年まれにみる大ズッコケは初日府中の「PRIDE」1番のサビ。
♬伝えられない~…涙の跡~抱きしめ…の顔で~駆け抜けてく~♬
さすがに盛大に突っ込んだわ!(心の中で)
サビまるごと1番と2番を間違えて逆に歌う、とかはまあよくあること。でもここまで小刻みにミックスで歌うなんて(笑)。あまりに衝撃すぎてメモも取ってないのに鮮明に記憶に残ってた(感じ悪いやつ)。
このほかにも、覚えている限り
・寂しさも~切なさも丸くなるように~「だまって」歩こうよ~(府中)
・春の花畑には~菜の花が「咲くように~」(府中)
・「僕は」本当に「僕を」愛してるかい愛せてるかい~(仙台)
・ここを超えて~「愛に備えろ~」(仙台)
・ここからが~「はじまりの」~はじまりと言えるね(仙台)
…などなど(笑)。
#重箱の隅をつつくような揚げ足取りのような
#性格悪い人間だと思わないでください
➁動き
高音を絞り出すときのクネクネとは別に、足元けっこうよろついてた。マイクスタンドにもけっこう当たってた。倒したりしてた。まあ、よくある。
③その他
初日は何もかもが初めてで、セトリもすべて初対面だから全てに興奮、感動のテンションだったことを除いても、あらためて聴くと(動画参照)本当に高音も出ていて喉のコンディションは最高だった。
それに比べると仙台は若干、一番高い音まではスコーンと出切っていない曲もあったかも。でもそれが気にならないくらい、全身全霊のパフォーマンスが続いた。私はやっぱりこの人の「全力投球」な姿に弱い。何度も何度も惚れ直してしまう。
何より初日にはない、未発表曲の披露というスペシャルサプライズがあったのは仙台参加者にだけのプレゼントだった(今後の公演でも毎回やるのかしら?)。
blogやTwitterでは、音楽やライブの話を追い越してしまうほど“他の気になり事”に意識も時間も注いでいるように見えるけど、ちゃんとこうしてミュージシャンの本分、「新曲を作る」ことをおろそかにしていないんだな、というのが知れてうれしかった。それが、素敵な曲だったからなおさら。
以上、2公演を見てのざっくりとした振り返り&感想です。もちろん、日にちが経っているので記憶は確実に薄れてきているし、それでも何とか脳内に残っている範囲で書き出してみました。
オミクロン株の感染力が強まり、陽性者数はどんどん増える一方。そんな中私含め多くのファンが「次の公演は開催できるのだろうか」「ツアー完走できるのだろうか」と不安を募らせています。
でもここは、原則完走!行政には従いながら、できることはやりながら最後までやりきろうという情熱をなくさずに、心ひとつに1公演ずつ積み重ねていってほしいなって切に願います。
次は1月30日。
またここに、能天気な参戦レポを書けますように。