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迅速さと臨機応変さ
西野亮廣さん原作の歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』。
きょうが千秋楽だった。
1月3日からきょうまで毎日、1日2回公演も含め全21公演の予定。
ぼたんちゃんと勸玄くんが日替わりでキャストを務め、昨日がぼたんちゃんの最終日、そしてきょうが勸玄くんのラストを飾る予定だった。
「だった」と過去形なのは。
関係者に体調不良があり、昨日急遽中止になった。
ぼたんちゃんの最後の公演がなくなってしまった。
せめて有終の美を飾りたいと今日の公演開催に願いをかけていたけれど、
やっぱり今日もダメなことがわかり、大ラス中止が確定してしまった。
演者さん、関係スタッフの皆さん、そして何よりこの日を楽しみにしていた来場予定の皆さんにとって「中止」はとても残念な結果。
でも西野っちはここで終わらなかった。
「せめて、できることで最大限楽しんでもらいたい」という思い一つで、
今日の正午、「公演中止になった舞台セットに立ってプペル歌舞伎のストーリーを全部喋る会」を急遽開催することを決めた。
ただ中止しますじゃなく、出来得る限りのことで楽しませようとしてくれる対応力、迅速さに頭が下がる。
感謝しかない。
一連の流れを見ていて、これって今回に限らないなあ、って。
これから行われるライブやイベントも、毎公演毎公演こういうことと隣り合わせなんだよね。
こうした緊急時、起きてしまったことを嘆いてもしょうがない。
大切なのはスピードと臨機応変力、そして誠意。
これらをもってピンチをチャンスに変えることができるんだって、今回の件で痛感した。
関東含め全国的にまん延防止等重点措置が適用される中、私もチケットを取り開催を楽しみに待っている公演が数多くある。
もちろん、トラブルなく開催できることに越したことはない。
無事、開催できますように。