ウテナの幾原監督の新作劇映画を見よう
一番好きなアニメ輪るピングドラム劇場版前編が公開されたので見てきた!
僕は好きなアニメトップ3はピングドラム、ウテナ、さらざんまいという生原監督過激派ですが爆
最初に一言で言うと結構ミスリードを誘う謎のパートが結構減っていて総集して新作パートがめちゃ足されているんですがさらざんまい位わかりやすくなっているので昔ダメだった人見て欲しい。
テーマが運命論と罪とその救済という構成がわかりやすくなっていて、それを補足する記号論、あとサリン事件と擬似家族、何かになろうとして何にもなれなかったけど穏やかな生活を手に入れる事が目的というのがわかりやすい、かなり。
閑話休題、やくしまるえつこさんの新曲、僕の存在証明がめちゃくちゃいい曲で劇場で聴いて少しホロリとしてしまった。以前の曲ノルニルと少年よ我に帰れのフレーズモチーフが展開されていて合体して豪華になったアレンジになっているのもこれで本当に終わりなんだなという感慨が編曲だけで気合が伝わってくるのでこの曲カバーしたいくらいだ。少しポジティブに曲も終わるのでこれはラストも期待していいんだよね?と思う。
基本的には映画総集編なんだけど、総集編への持ってき方がめちゃくちゃ上手でビジュアルとしても美しい。かえるくん東京を救うネタをここで使ってうまくやるのかという(ネタもとは村上春樹ネタである。)それと昔のアニメでヴィジュアルがめちゃくちゃ好きだったあの地下の図書館で始まるので100点という感じで素敵な出来です。
あとは新要素がめちゃくちゃ多いのとさらざんまいでめちゃくちゃビジュアルが綺麗だった実写パートが逆輸入されていてセリフなしで絵の美麗さの暴力と荻窪でしかない荻窪の実写だけで長尺持たせているんだけど綺麗だから見て欲しい。
普通に取り止めなく書いてしまったがお勧めです、あえてのネタバレなしです。それではまた見たら感想を教えてね。
一個ネタバレするとおそらく今回の追加テーマで恋人としては最高の男と結婚したら最高だけどいまいち物足りないにえきらなさが主人公の兄弟の運命の分岐と対比が表現されていたので後編七月に期待です。