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自作モスポール植え付け後3ヶ月の記録

この間記事に書いたモスポールを作ってから3ヶ月経ちました。植物の成長記録と現状の反省点などを書きたいと思います。


成長記録

 それでは、モスポールに植え付けたスキンダプサスの成長記録を見ていきましょう。管理については、5月下旬からベランダの軒下に出すようになりました。それまでは室内の明るい場所に置いていました。

植え付け~1ヶ月後

左:3月末(植え付け時)、右:5月初旬 (約1ヶ月後)

 1ヶ月強で右のようになりました。植え付け時にはあちこち向いていた葉も向きが揃い、何株かのツタがモスポールを登っていっています。後にも書きますが、株元では光があまり当たらなくなり、さらに湿度で蒸れて何枚かの葉が腐ったり、葉先が悪くなったものも出ました。
 ちなみに、ビニール袋をかぶせてあるのはモスポールの乾燥防止のためです。効果があるかは不明ですが。

2ヶ月~3ヶ月後

左:5月下旬 (約2ヶ月後)、右:6月下旬 (約3ヶ月後)

 2ヶ月後、2本のツタがモスポールに順調に登っています。左端のツタはモスポールをお構いなしに伸びています。この頃からベランダに出すようになりました。写真の日は強風だったため、屋内に避難させていました。

 3ヶ月後、2本のツタは順調にモスポールを登り、どんどん葉を展開しています。ベランダに出すようになり、風などの影響からか葉がモスポールに張り付くように展開するようになりました。また、サイズも小さめです。風の影響か、隣のツタの葉と触れ合っている影響かは分かりません。そろそろ、水苔を足さなくてはいけませんね。

植え付け時との比較

3ヶ月を並べて

 このように並べると成長がよく分かります。このペースで行くと3ヶ月後の10月頃にはモスポールのてっぺんに到達しそうです。

3ヶ月で学んだこと

株元に湿気がたまる

 植え付け時に比較的密集気味に植えてしまったことと、雨の日でもベランダに出していたせいで、これまでに4枚ほど株元の葉が腐ってしまいました。葉の付いていた茎までドロドロになったので、茎ごと取り除きました。スキンダプサスは乾燥を好むと聞いていましたが、ここまで蒸れに弱いとは知りませんでした。モスポールを湿らせているため、通常よりも湿度が高くなっているのでしょう。
 ただ、袋で密閉するなどスキンダプサスを高湿度で育てている方もいるようなので、湿度だけが原因ではなさそうです。土から葉に付いた細菌が繁殖した、購入時に根腐れしていたため植物内にすでに細菌が入っており、一気に症状が進行した、なども考えられます。

スキンダプサスの気根が弱い

 ツタ植物なので茎の途中から気根を出すのですが、気根が割と細くて弱く、うまくモスポールの水苔に入っていかないことがありました。気根は伸びるのですが、水苔にうまく入れず、反対に茎が気根に押されてモスポールから浮いていくという感じです。このため、気根が出始めた場所があれば水苔に少し入るまではテグス等で軽く縛るようにしました。
 また、空中に出た気根が乾燥してしまい、そのまま伸びなくなってしまうこともありました。

気根がうまく入らず茎が浮いた

コバエがついた

 1つ目の問題とも共通しますが、湿度が高いせいか、6月に入った頃からコバエが周りを飛ぶようになりました。土にいるところは見ていませんが、葉に点々と跡があったりするので、虫に汁を吸われているのかもしれません。これはベランダに出している限り仕方のないことですが、やはり気になります。

水やりが難しい

 ベランダに出すようになってから、特にモスポールがよく乾燥するようになりました。ただ、鉢の土はまだ湿っている状態が多いです。モスポールだけを湿らせて、鉢には水がいかないようにしたいところですが、その加減が難しいです。
 さらに、密集気味に植えたことと、半円形の曲面を前にしたことで、土の表面が見えづらく、乾いているか湿っているかがわかりにくくなってしまいました。モスポールには適宜水を与え、鉢への水やりは土が乾いていて、さらに持ち上げたときに軽く感じたら水をやるようにしています。
 今は生育期なので多少多めに水をやっても大丈夫ですが、冬になったら多めの水やりは根腐れなどにつながってしまうため、苦労しそうです。通常よりも水はけの良い土を使えば、土の湿り具合を気にせずにモスポールをガンガン水で湿らせることもできそうです。

 初めてのモスポールなのでまだまだ試行錯誤中ですが、引き続き観察を続けていきたいです。

第2弾も計画中!

 自作モスポール第2弾は、ホームセンターでお買い得品(50円)になっていたポトスを予定しています。弱っていたポトスが元気にモスポールを登っていってくれるのか、乞うご期待です!

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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