第6回 ソロキャンって怖くない?
登場人物紹介
はじめ
ソロキャンって、一人だけだから、やっぱり怖いな。
怖いと思うのは、別に変なことじゃないよ。逆に怖さがわかったうえで対策をしていった方が良いね。
対策? ナイフを持っていくとか?
護身目的でナイフを持っていくことは完全アウトだよ。下手したら逮捕されちゃうから絶対やめてね。
基本的には、野生動物を除けば犯罪者対策となるんだけど、どっちかというと、「犯罪しにくい状態を作る」ことをが対策かな。
どんな犯罪があるの?
まず、大前提として、犯罪に巻き込まれる可能性ってのは低い。だけど、布きれ一枚隔てて外で寝るんだ。公園のベンチで寝るのと大差は無いと考えるべきだね。
犯罪者は撃退します!
柔道と剣道と空手は見よう見まねで覚えたよ。
見よう見まねじゃ、返り討ちだよ。
で、犯罪といっても基本的に考えられるのは、窃盗や強盗だよね。
この前買った新しいギアが盗まれちゃう!
そう。残念ながらギアやお金を盗まれる事件は毎年一定数はあるようだね。
基本的にキャンパーはお金に余裕のある層が多いから、盗みはしない人が大多数だろうけど、魔が差す場合もある。
対策は?
対策としては、前にも出したけど「犯罪しにくい状態を作る」ことをだよ。具体的に下に書き出してみるね。
① 登録不要、無料、管理人がいない、人があまりいないキャンプ場や奥まったサイトは極力避ける。
② 周りの人に挨拶をする。
③ しばらく不在するときや寝るときは、テントの中にギアを隠す。
④ リアルタイムのSNS投稿はしない。
⑤ 就寝時はテントをしっかり閉じる。
⑥ テントの前室にランタンを照度を落として着けておく。
⑦ 防犯ブザーを用意しておく。
SNS投稿はなぜ駄目なの?
リアルタイムだと、逆恨みなどを持っている知り合いがいたら、狙いやすいタイミングを教えることになるね。
テントはしっかり閉めても、破られたり、ファスナーを開けられたら終わりなんじゃ?
そうなんだけど、一手間あるというのは、犯罪者の心理からしたら「周りから感づかれる時間ができる」というだけで嫌なものなんだ。
ふーん。テントに鍵をかけられないのかな?
ダブルファスナーだと、ワイヤーロックをかけてる人もいるよ。
あまり怖がりすぎるのも問題だけど、ソロではとくに犯罪に合わないように、対策をちゃんとしていってね。