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第1章 1部 終わりと始まり

お城スタンプを始めて一回目に来たのが、和歌山城だった。

実際に来たのは二回目だ。1回目は2018年6月9日にバイクを納車して、次の週の休みの6月16日に冒険がてら和歌山城にやってきた。

その日はとても暑かったのを覚えている。

のどが渇いたので、お城前のベンチでジュースを買って休憩していた。すると、売店のお兄さんに声をかけられた。

どこから来たの?

奈良です。

お城好きなの??

前から興味はありました。

それから、お兄さんがお城巡りをしていること、お城のスタンプ帳があってそれを集めていることなど、他愛もない話をした。

そこで、スタンプ帳に興味を持った僕は、今日お城に入るのを断念して、後日スタンプ帳をもってくることにした。

2018年7月14日

その日もとてつもなく暑い日だった。

その日の僕は前とは違っていた。手にはスタンプ帳を持っており、今日こそはお城の中に入れる(ドキドキワクワク)と興奮していた。

そして、受付でスタンプをもらい、お城の中を見学した。

中の展示で特に思い出に残っているのは、和歌山城に貢献したとして、松下幸之助の展示があったということだ。

松下幸之助??で??

今文章を読んでいる人は思うかもしれない、しかし、僕にとっては、衝撃だった!

展示されている松下幸之助の誕生日と僕の誕生日が同じだったのだ(驚)

これは運命を感じずにはいられなかった。

まるで天からお城巡りをしなさいとの、お告げのように感じた。

それから、お城巡りにどっぷりと沼のようにはまっていくのは、言うまでもない(笑)

話を戻そう、とりあえず、和歌山城を制覇したので、次は姫路城へ行こうと思っていた。←?(笑)

和歌山から姫路??今思うとかなりクレイジーな日程だった。無謀という言葉がふさわしいだろう。

それから、4~5時間下道を休憩しながら走り続けて、明石城にたどり着いた。結果姫路までは無理だった((´;ω;`)ウゥゥ)

とりあえず、明石城で、2個目のスタンプをゲットした。公園内は球場があり、ちょうど、野球の甲子園予選がやっていた。

球児たちも青春があるように、大人にも大人の青春(城巡り)があるんだなぁと感じた一日だった。

帰りは明石銀座商店街で明石名物玉子焼き(明石焼き)を堪能して帰路についた。家に帰るともう日付が変わっていたのは言うまでもない(笑)

そして、

この日から、家に帰って寝るだけのつまらない人生は終わりを迎え。

お城巡りを通じていろいろな経験やチャレンジをしていく人生が始まった。

さぁ、冒険の始まりだ!!!!

第1章1部 完





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