なぜ否定から入るのか
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今回のテーマは「なぜ否定から入るのか」についてお伝えさせて頂きます。
日本人の特徴として肯定から会話を始めるのではなく否定から始める方が多いです。
面と向かっている時は肯定から入らざる終えないからそうするのでしょうが、SNSなど顔も名前も分からない場所に変わった瞬間、否定から話を始めるようになります。
例えば芸能人の不倫のニュースなど。
個人的には相手にもしなければ良いと思いますが、我先にと叩きまくります。
なぜこのような行動に移ってしまうのでしょうか?
この点について考えていきたいと思います。
まず、世間的には悪いことをしている人を正論で叩く方が賞賛されるからでしょう。
これはニュース番組などがそうですが、ネガティブなニュースを取り上げた方が民衆の目を向けることができます。
コロナウイルスの新規感染者数や先程述べた不倫のニュースなどもそうでしょう。
こういったものを取り上げる方が視聴率が上がりやすいのです。
現代においてテレビを見る人がかなり減ってきました。
それでもテレビというメディアはまだまだとてつもない影響力を持っています。
そのとてつもない影響力を持っている場所でそのようなことが繰り広げられていたら真似する人も出てくるでしょう。
それがネットという世界のように思うのです。
給付金にしてもワクチンにしても意見は必要だと思いますが、批判や否定から入る方が本当に多すぎます。
コミュニケーションの基本は「肯定から入ること」です。
「いいですね!」や「なるほど!」など相手の言葉をまずは受け止めることが基本です。
ですがこの工程をサボっているのです。
受け止めるどころか聞いてもいない。
こういう場面もあります。
Amazonでの本のレビューをする時に、本を読んでいないのにこの著者は嫌いだから1評価をつけて否定する文章を添える。
YouTubeで動画を見てもないのに低評価をつけて否定する文章をコメント欄に添える。
これってなんのメリットがあるんですか?
こういうことを大人が行っているから子供社会からもいじめが消えないのです。
否定から話を進めていく方が楽かもしれませんし、あなたの価値観で間違っていることをやっている人に「なんでこんなおかしなことをするんですか?」と言う方がスッキリするかも知れませんが、それは今だけです。
やったこと、言ったことはそっくりそのまま返ってきます。
こう言った行動は楽をせずに、基本に忠実に「肯定から進めていく」という行動をしっかりと貫いていきたいものです。
逆に何でもかんでも否定的なアクションを取られると辛いですよね?
自分がやられて辛く苦しく悲しい気持ちになるのであれば目の前のその人にやらないことです。
肯定から進めていく行動を取っていると、その行動を未来の日本を担う子供たちも真似をしだすと思います。
これこそ大人が見せなければいけない姿のように思うのです。
ということで!
今回は「なぜ否定から入るのか」についてお伝えさせて頂きました!
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