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自分自身を大切に思うこと

50歳を超えてから自分を大事にすることの大事さを初めて気づきました。きっかけはうつ病を再発し、訪問看護ステーションの管理者をしているときに休職したことでした。

今まで私は自分よりも周囲の人を優先して考えていました。それが普通だと思っていましたし、結婚し2人の子どもを育て、常に家族を優先することが通常でした。仕事も自分優先ではできない仕事です。もともと、自分優先という考えはなかったので、大変でもそんなものと思っていました。

管理者の時はスタッフ優先にすべてを考え、自分を犠牲にしていることに気が付きませんでした。結果、うつ病を再発し突然休職。かえってスタッフの負担を増大させました。

すごく落ち込み、なぜ同じことを繰り返すのかとずっと悩みました。

そんな時HSPを知り、繊細さんの本を読みました。私の取説かと思うくらい私の思考のくせや音や人込みに刺激を受けやすいこと、刺激を受けることですごく疲れてしまうことが書いてありました。

『そっか。私はHSPなんだ。脳の作りが少し違うことで起こる特性なんだ』 それがわかったとき気楽になりました。ずっと性格のせいだと思っていたからです。性格を直せない私はダメな人間だと思っていました。

HSPとわかってから脳の作りなら仕方ないと割り切れたんです。しかも、HSPは少ない情報からある程度の見通しが読める、相手の顔の表情や話し方で考えていることが大体わかるといった直感的な特性があり、看護師にとっては大事な強みになると思い自信につながりました。

1年前にHSPを知り、自分を知ることにつながりました。それから、自分を大事にすることがいかに必要なのかということを理解しました。

うつ病は脳が疲れてエネルギーを自分自身で作れないから身体や心に症状がでます。HSPは脳が刺激を受けやすく疲れやすいのでうつ病になりやすいと言われます。どちらにしても私は自分の基準を下げて、脳が疲れないように生活しないと仕事と両立できないということをこの1年で学びました。

結果、自分を一番に、大事に、優先して考えること。これが一番私に必要なことだと実感しています。

今日は自分の話が中心でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます。もし共感していただける方がいましたら嬉しいです。

そりまち ともこ


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