スーパーHSC長男が密かに不安を感じていた、サンタさんの存在。
先日、お風呂に入りながら、今年のクリスマスプレゼントの話になりました。
小1長男に関する紹介記事はこちら
すると、小1長男が質問してきました。
『ねぇ、サンタさんはどうやって部屋に入るの?うちには、煙突がないよ。窓やドアの鍵も締まってるし。』
この手の質問は毎年のことなので、
「ママも実物を見たことないから分からないけど、サンタさんは特別な魔法でお家の壁を通り抜けられたり、鍵を開けることができるのかもね。」
と答えていたら、
長男が恐る恐るこんなことを聞いてきました。
『ねぇ、本当はサンタさんはパパなのかな・・・?』
ドキっ!!!!!
私は中学生になるまで純粋にサンタさんの存在を信じていたので、息子がそんなことを思っていたことにビックリ。
とりあえず、
「えっ、なんでそう思うの?」
と聞いてみると、
『知らない人が勝手に家に入ってくるのは怖いから、パパがサンタさんだったら良いのにな、と思って。』
へー、確かに言われて見たら、魔法を使えるおじいさんがプレゼントをくれるとはいえ、安心できる自分の家に知らないうちに入ってくるのって、恐怖かもしれない。
おばけではないけど、人間とは違う存在。
しかも、うちでは、サンタさんは一年間の子供の様子を見ていて、良い子なら欲しいプレゼントを貰えるけれど、悪い子、例えば、歯を磨かない、朝顔を洗わない、宿題をやらない子とかには、歯ブラシや石鹸、ノートなどの実用品がプレゼントされる仕組みになっていました。
『なんで、遠い国に住んでるのに、僕のすることを知ってるの。欲しいプレゼントも、なんでお祈りしたら貰えるの?』
『最近、サンタさんを考えると怖くてなかなか寝れない。』
と話す長男。
そっか、そんなこと考えてたんだ。全く知らなかったよ。
うちでは、本当はパパがサンタさんだよ。という事実を言うべきか、サンタさんの夢をもう少し見させたほうが良いか、5秒くらい考えましたが、この瞬間が、息子の真実を知るタイミングなんだ!安心させてあげよう、と思い、
「本当のこと知りたい?」
『うん、知りたい!教えて!』という長男に、
「実は、、、本当はパパがサンタさんだよ!本物のサンタさんはお話だけで、もしかしたらどこかにいるかもしれないけど、うちにクリスマスプレゼントを置いてくれるのはパパなんだよ!」
と真実を教えました。そして、今までのプレゼントを置いていったエピソードや、プレゼントを貰える良い子かどうかは、パパやママが見ていたことを伝えました。
『よかったー』と安心する長男。
『今日は安心して眠れる』と満面の笑み。
サンタさんが本当はパパだったなんて、知ってガッカリされそうなのに、長男にとっては嬉しい出来事だったとは・・・
子供一人ひとりに、サンタさんの存在のあり方は違うのですね。
「でも一つだけ言わないといけないことがあるよ。
サンタさんが本当はいないって知った子はね、もうサンタさんからのプレゼントは貰えないんだ。パパママからのプレゼント、一つだけだよ。」
(今までは、パパママからのプレゼント+サンタさんのプレゼントのダブルでした。これとは別に、ジジやバァバからもプレゼントを貰っています。)
『えー、そうなのー。うーん、でも、やっぱり教えてもらって良かったー』
変わらず笑顔の長男。
今年はもう、クリスマスイブに隠れて枕元にプレゼントを置く必要がなくなったけれど、
1歳になった次男には、まだしばらく夢を見させてあげたいと思うので、しばらくは協力してね、お兄ちゃん。