秋の日々

こちらはバンドマン、まだまだ辞め方も分からん社会的地位の低い惨めな地球人・しかし人生を楽しむことにおいてのカリスマ from 大阪という雑多な街の片隅、嫌なこと思い出してサイワイチョウ、ドンドンドンツーツーツードンドンドン、雑居ビル9F、スタジオ246 OSAKA、から国内の夜長へ配信しております。

今だにやるべきことをとにかく後回しにする、更には一人で何も完結出来やしないので、こうして集まるところから全てが始まるのだ。
レコ発という昔気質な言葉にいよいよ首を傾げながらも、暦がそう告げる。

八日前

俺たちのレコ発が近付いている、だからやらねばならぬのだ。

2024.11.10 「爆竹・京都場所」
閉店など考えもしなかったライブハウスが、無くなってしまうらしい。なにも知らなかった。
大阪⇄京都間など、あってないような距離である。記憶はあやふやに、幾度も帰ることを諦めては朝を迎え、この場所で次のライブを決めてきた。
しかし流行り病や自身の活動休止により数年も空いてしまった、戻るのが遅くなってしまった。
でももう一度あのステージに立ちたかったから。単純にあのライブハウスに出たかったから。
久しぶりに出ようと思い立ち、イベント開催へ踏み切ったその矢先、風の噂、聞きたくなかったが暴風のように吹き抜けていった。
そうして届いた連絡は「いやいやこちとら根っこからのバンドマン、ナニクソ!」頭の中で叫ぶ!うおぉおん!!
とはいえ一個人では何も変えられるようなことは何もない、正式なGROWLY閉店の報せ。
バンドもライブハウスも、親戚も友達も、それなりに見送ってきた、そういう歳になった。
だから過去最高時速の見切り発車でもイベントを決めて良かった。
どうしても間が悪い俺たちが、今回ばかりは間に合ったのである。
それから決まった出演者、今年の2月に行った「爆竹・神戸場所」の趣旨とは少し違う、俺なりの道筋。
音楽を始めたキッカケと続けるキッカケは神戸に置いて、今回は育った音楽の話、三流大学の学生がバンドマンに育つまでの青春時代を京都に捧げるよ。

そうして、

それでも尚、未来に媚びる
「そうして」

緊急音源と名付けられた其れは俺たちの音楽が詰まっている。緊急なのだ!急がねば!届け!そうして俺たちは続いていく!
喜んでもらえるならば、と、俺たちも嬉々として物販に円盤を連ね、バンドマンとして胸を張ってグッズを販売したいのだ。
もう少し、もう少しだけワクワクしていたいのだ。

1.クライモア
2.リフレイン
3.アンドロール

三曲入り 1000円

目と目を合わせて、言葉を交わして、手から手へと渡っていく温度のある紛れもない会場限定発売

どうか、たくさんの人に渡って欲しいと思うよ。
あの頃から、そうして、今へ続く。
もう少しだけバンドマンでいたいんだ。

まずは明日、福岡サーキットFLAGS
俺たち大トリだってさ!
grafにて 20:40〜
大阪に戻れば東のキョーダイ・アナバンレコ発
pangeaにて 19:55〜
両方にiTucaが居てくれる幸せ!

限られた時間の中で限りなく、どんどん楽しもうぜ!宜しくお願いします。

それでも尚、未来に媚びる Vo.がーこ

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