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あまりにも今更過ぎる青春有你3の話③印象に残った場面
2021年の話を今更していく記事3回目。一応今回が最終回になる予定。
前回までは練習生の個人個人に焦点を当てて語ってきたが、今回は全体を通して印象に残った場面を勝手にピックアップしていく。
印象深い場面
3組の《Tiger》対決 - ep2 -
初回のランク分けで、《Tiger》をやったグループは3つある。以下の順番で行われた。
王南钧を含むブラック&ゴールドで高貴な雰囲気な4人組
罗一舟率いる赤い衣装が目立つ4人組
バラバラの事務所から寄せ集め4人組
1つ目と2つ目は同じ事務所から4人組を作って参加しているが、3組目はそうではなかった。そのため最初は3組目が不利だと考えられていた。事務所が異なると練習スタイルや求められるものが違うため、短時間で寄せ集められた異なるスタイルのメンバーが息を合わせる必要があり、難易度が高いからだ。
しかし蓋を開けてみると、最も評価が高いのは3つ目の寄せ集めチームだった。
1組目は高貴なコンセプトなのに武力担当でヌンチャク持ちがいたり、かわいくハート作ったりするのがチグハグな感じがして、あまりしっくりこなかったように感じた。ていうか武力担当って何?
LISAはダンスのバランスの悪さをネガティブに評価した。順番の問題で3組目の迫力が強い印象を上書きしたことも不利に働いたと思う。
王南钧以外C評価どまりで、王南钧もAではなくB評価。《Tiger》3組の中で唯一Aがいないチームとなってしまった。
2組目もバランスの悪さが感じられて、罗一舟だけが突出して残り4人が埋もれていたように見えた。罗一舟はソロもあったから、なおさら差が大きく見えた。
サバ番はたまに実力者とか有名人+抱き合わせ他メンバーで出場する場合があるけど、ここの事務所もそうだったのかもしれない。
罗一舟は文句なしにA評価だったが、彼以外全員C評価どまりだった。
3組目はバランスが良かったし、コンセプトの消化力も高かった。
全員に平等に見せ場があって振りの構成が良かったと思う。同じ曲の3番目は飽きられそうなタイミングだが、ド迫力で魅了し続けたのは実力を感じさせる。
A評価2人B評価2人という全体的に高い評価を獲得した。
ここでA評価を取った3人は最後まで注目度が高く、というか全員最終的にIXFORMとしてデビューし、ここでA評価を逃した王南钧は後々までA評価とセンターへの渇望と闘志を燃やす姿を見せることになる。
「期待値」という評価基準とは? - ep 3 -
私はそこまでたくさんのサバ番を見たわけではないものの、歌もラップもなしでコンテンポラリーダンス一本でA評価を勝ち取った練習生を初めて見た。というかそもそもマイクを持たずに評価対象になった練習生自体初めて見た。
その偉業を成し遂げたのは刘隽。以前既に触れたが、彼は他とは格が違うダンサーだ。経歴だけ見ても十分わかるのだが、実際にそのダンスを見たら誰もが認めざるを得ない。言葉を重ねるより実力を見せて全てを説き伏せて見せた。
歌だけ、またはラップだけで挑む練習生はある程度存在する。ただそれはダンスが苦手という消極的な理由もありうるし、作詞して言葉を重ねることで伝えたいことを的確に伝えられるという、コミュニケーションや主張としての確実性がある。
もし生半可な出来だったら、この時点では歌とラップが未知数なのもあってN評価になっていた可能性があったはず。彼はマイクを全く持たず、本当にダンス一本勝負だった。
これでAを勝ち取ったのはかなり稀な出来事だと思う。
一方で、実力者にもかかわらずC評価になってしまった人もいる。それは连淮伟。Top9までがデビューできる青1で最終10位となり、あと一歩のところでデビューを逃した練習生だ。
彼は歌もダンスもラップもできるし、ちゃんとその姿を見せた。しかしC評価になってしまった。
どうも、元の高い高い期待値には届かなかったから、渇望している姿が見えなかったからというのが理由らしい。しかし、前評判による期待値の高さという意味で、条件はトニーと同じではないだろうか?
Aではない理由としてはわからなくはないものの、Cまで下げる理由がイマイチよくわからなかった。
運動会に対するスタンスってやっぱそうなるんだ - ep 7 -
突然始まる運動会。しかもチームは年齢別。
若くて体力が有り余っている練習生はとてもやかましく、20代前半になるといったん落ち着き、20代後半になるとネタに奔って逆に振り切った元気(空元気?)がある。
軍の学校に在籍していた罗一舟はめちゃくちゃ熱血。暑苦しいくらいに燃えている。「また運動会ができるなんて!!!!!」みたいなテンション。最前列で全力で応援してるし地上スイミング前に無駄にアクロバットしてるし。めちゃくちゃ楽しそう。
競技でも大活躍で、片足立ちバトルでは次々周りを倒して最後まで残って勝利を勝ち取っていた。体幹の強さが異常。あの回転して華麗に体勢立て直すの謎にカッコいいんだけどどういうこと?
(そしてこれらのシーンの切り抜き動画がないのも解せないんですが??)
一方で邓孝慈は超ローテンションで「僕には関係ないですね…」。温度差がありすぎる。存在感を限りなく消している。
あとサラッと流されてるけど20~22歳のチーム名「ピーマンと卵の炒め物」ってどういうセンス?
これは人数が少ないため頻繁に出場せざるを得ない26歳以上組が地味に大変なことになっている点も含めて、全体的にめちゃくちゃ面白いので見どころ。
というか青3は運動会も隠し芸大会もキャンプも、企画ものが全部面白いので、公演や練習場面以外でも常に見所があるのが企画として凄いと思う。
誕生日を祝いあう練習生たち - ep 7, 12 -
表現評価の選曲の日は、唐九洲の誕生日の前日2月4日。結構遅い時間に選曲していたようで、終わるころには日付が変わる前ギリギリ、つまり彼の誕生日2月5日になりかけていた。
この選曲方法は、チームの代表一人によって、スマホで選びたい曲名を早く送れた順。しかし唐九洲は最下位になってしまい、最後まで残ってしまった不本意な曲になってしまった。
どんな顔をしてチームに戻ればいいのかわからず、頭を抱えて大号泣してしまう。
そして彼の戻りが遅い時点で、チームのメンバーは自分達が志望していた曲を選べなかったことに気付いていた。
この酷いプレッシャーに押しつぶされそうな最悪な精神状態で迎える誕生日。
それでも戻らないわけにはいかず、廊下で何度も立ち止まりながら、恐る恐る戻ったところ、チームメンバーは全く責めない。最高の仕上がりにしてやろうぜ!と奮い立たせてくれる。
これによって彼も「不本意な曲だったけど、一番好きな曲になるよ」とポジティブな気持ちに変えることができていた。
このときのチームメンバーの中には、のちに彼と主題歌練習でペアを組む罗一舟もいた。
その一か月後、3月16日は罗一舟の誕生日。
行動範囲が制限されている彼らは、誕生日プレゼントを買ってくることができない(はず)。
そのため遊び心満載の工夫をする。唐九洲はちょっとしたドッキリと、仲の良い他の練習生の手も借りて、罗一舟に手作りのプレゼントを贈って、ささやかながらも楽しい誕生日パーティを行った。
なおこの誕生日パーティは本編にガッツリ時間を割いて収録されるという特別待遇になっている。
練習生同士でたびたび誕生日を祝ったり、メンターの誕生日を祝う様子が見られる。プレゼントはこのように手作りのチケット的なものだったり、皆からメッセージ動画を集めたり、絵が得意なら絵を描いたりと、出来る範囲でみんなで協力して工夫を凝らしているのが学校ぽくて、見ているこちらも楽しい気持ちになる。
練習室だからこその雰囲気なラッパー集合ハッピーソング - ep14 -
絶対にステージでは行われないであろう演出。見たらわかる。そして見てて楽しい気持ちになる。
まずこのかわいい曲をやるというのに、いかにもかわいいタイプのメンバーを全然選ばずゴリゴリのラッパーばかり集めるというユニークな人選。
メンバーを集めた梁森曰く「普通の愛の形はこう(かわいいポーズ)かもしれないが、俺たちの愛の形はこう(マッチョポーズ)かもしれない。そういう形もあるかもしれない」とのこと。良いと思う。
実際、ラッパー集団は無理に可愛い仕草をしなかった。自分たちのスタイルを崩さず、でもこの曲をぶち壊すこともせず、練習室らしい楽しい雰囲気を作り上げた。
小森森(森森ちゃん)人形を使うところや、彼と人形のスキンヘッドを生かすところをふまえると、練習室だから見られたものだろう。
花が咲くような友情、そしてなんでみんなそんなスピーチ上手いん?
この番組内の名場面といえば、順位発表時のスピーチだと思う。
もっとも代表的なのは第1回のときに、トニーが罗一舟へのライバル心を露わにしたシーンだろう。画面越しに沸き立つ闘争心で盛り上がりを感じた。これは番組内でも一二を争う名シーンだ。
これ以外にもたくさんの感動的なシーンがある。
たとえば梁森は第1~3回すべてでとても印象的だ。彼は異常にスピーチが上手い。3回目については以前触れたので、1回目と2回目について触れよう。
第1回では彼が「棘のついた鎧」を捨てて、自らの頭髪の問題を明かした。そのとき彼は涙ながら話しているのだが、強くありたい自分の弱いとこを見せる葛藤と、それでもなお晒して、それを乗り越えて強くなろうという自分に向き合う心からの慟哭が涙になっているような気がした。
2回目は順位が下がったことを自ら触れた。そして初心に立ち返り、舞台への渇望を繰り返した。だんだん強くなる語気は、やはり彼自身へ言い聞かせる意味も強かったと思う。
そしてその奮い立たせる言葉に周りも感化されて盛り上がっている。彼の言葉には力がある。
それから第2回で淘汰された艾克里里。彼のスピーチは大変美しかった。
毎日通るところにある花の成長を追ってきたが、最後まで見届けられずに去ってしまうことを笑い交じりに話してから、友と最後まで一緒にいられないことを惜しむ気持ちに話を移していく。この流れが大変美しくて、その別れを惜しまれている唐九洲の号泣も相まってもらい泣きした。
なお彼は、前述の唐九洲の誕生日が迎える瞬間に一緒にいた人物だ。
淘汰による別れの後、上位35人だけが参加したキャンプで、唐九洲はその場にもういない艾克里里への手紙を書く。
彼が成長を追っていた花の写真を添えて。「艾克里里と出会えたのは僕の23歳の最大のプレゼントだ」という言葉も添えて。
この花のように美しい友情が育まれている様をまた感じられた。
魏宏宇のランクの急落と徐子未の生き残り - ep1, 12 16 -
魏宏宇と徐子未、この二人はどちらもボーカルの実力者であり、ダンスを苦手とするという共通点があった。
似た立場だったが、その運命には大きく差がついた。
2人については前の2つの記事で彼についてほとんど触れていないため、まず簡単にプロフィールと成績をまとめよう。
まずは魏宏宇。
![](https://assets.st-note.com/img/1733038866-76lx4tSqKEpsrcDMaiCzdHwZ.png?width=1200)
▶プロフィール
生年月日:1998年8月12日(青3開始当時 歳)
出身 :中国 山東省
所属 :大脸娱乐/BF Entertainment
▶成績
1週目 84位 ⇒ 2週目 4位 ⇒ 3週目 4位 ⇒ 第1回順位発表 6位 ⇒ 6週目 32位⇒ 第2回順位発表 37位 [淘汰]
レベル分け A評価 ⇒ 主題歌 N評価
▶パフォーマンス
レベル分け :《Tom&Jerry》弾き語り
ポジション評価:《天天/Close To You》
表現評価 :《谁是MVP/Who Is The Real MVP》
グループバトル:《偷偷/Tou Tou》Aチーム
練習室バトル :《立》Aチーム リーダー
彼は第2回順位発表で淘汰されているため、練習室バトルまでしかない。
続いての徐子未は第3回でも生き残ったため曲数が多い。
![](https://assets.st-note.com/img/1733558926-kSJpvedUtPliYImnOu7wzAKr.png?width=1200)
▶プロフィール
生年月日:1996年11月3日(青3開始当時24歳)
出身 :中国 天津市
所属 :爱贝克思/avex China
▶成績
1週目 93位 ⇒ 2週目 25位 ⇒ 3週目 15位 ⇒ 第1回順位発表 13位 ⇒ 6週目 29位 ⇒ 第2回順位発表 17位 ⇒ 第3回順位発表 17位
レベル分け A評価 ⇒ 主題歌 C評価
▶パフォーマンス
レベル分け :《Slow Cooling》
ポジション評価:《燕尾蝶/Wings of Love》センター
表現評価 :《成长之重量/The Weight of Life》
グループバトル:《偷偷/Tou Tou》Bチーム
練習室バトル :《辛德瑞拉/Cinderella》Aチーム
テーマ評価 :《沙溺/Sha Ni》
コラボステージ:《不遗憾/No Regret》センター
番外編ファンミ:《沙溺/Sha Ni》
最終回ステージ:《界/OZONE》※実現せず
2人の運命を分ける最大の要因は、ダンスの苦手さを補うための立ち回りだろうか。
徐子未は主題歌のダンスは全く出来ていなかったが歌が非常にうまく調子がブレなかったことを評価され、Nまでは落ちずC評価に留まれた。
とにかくボーカルとしての実力が他の弱点を補ってなお余りあり、ポジション評価とグループバトルでは、ボーカルの中どころか全練習生の中で1位の獲得票数だった。
そのぎこちないダンスをうまくネタに昇華できており、本人もネタとしてわざと面白い動きを見せることもあった。
ランキング上位はわりとダンスが得意な練習生が多いから、ここまでボーカルに全振りしている練習生は希少かもしれない。
確かに本当に歌がめちゃくちゃ上手い。びっくりするくらい上手い。あの声はもっと聴きたくなる。
一方で魏宏宇は、主題歌の評価で踊れないどころか歌うことすら諦めたため、一気にAからN評価まで落ちてしまった。
そしてグループバトルではせっかく手に入れたセンターポジションを手放すことになってしまった上に、その影響で担当割り振りを調整した際にラップ担当になってしまう。獲得票数は伸びなかった。
そして続けて行われた練習室バトルでも余りものになってしまい、不本意にダンスが高難易度の《立》をやることになってしまう。
にしてもここまで急激にランクを下げて脱落した練習生、この番組内では他にいない気がする。第2回順位発表で、第1回当時の高い順位で決められた待機席に座ったまま呆然とする姿が痛々しかった。
魏宏宇の立ち回りは(もしかすると編集の影響もあるかもしれないが)どうしても不器用に見えてしまう。
ただ第2回順位発表でPDが言った通り、歌って踊ることだけが音楽のスタイルではない。ピアノやギターの弾き語りで人を感動させるスタイルの人もいる。たまたま青3で求められる、歌って踊れるアイドルという音楽スタイルが彼に最適なものではなかっただけだ。彼が劣っているのではなく、彼が輝ける最適な舞台ではなかった。それだけなのだ。
竹って異国情緒あるか?
テーマ評価の課題曲のひとつ《竹》。翻訳の影響があるため完全な理解ではないかもしれないが、彼らは異国っぽい雰囲気を感じているし、とりいれようとしているように見えた。
王南钧がアブダビ(アラブ首長国連邦)で入手した香炉を取り入れてみたりと、おそらく中東の雰囲気を取り入れようとしている。
しかし、竹は中東には自生しないのでは???
竹は乾燥した場所では育たない。つまり砂漠ではまず存在しない。そのためユーラシア大陸の場合インドより西側には生息しないらしい。彼らが連想しているのは竹というよりサボテンでは…?
竹はむしろ中国、つまり彼らにとって異国情緒を感じにくいところに自生する植物だ。だから《竹》の演出は結構謎だった。なんでこの曲のタイトル《竹》なんだろう?もしくはなんでこの演出なんだろう?
BackstageをYoutubeでも翻訳してくれ!ていうか本編に入れて!翻訳もして!(強欲)
本編以外に、「青春有你看不够/Youth with You Backstage」という配信もあり、これにより各話本編に入りきらなかった映像を+30分程度観ることができる。
一応Youtubeにもあるのだが、なぜか翻訳機能が使えなくなっている。
iQIYI国際版サイト/アプリではほぼ日本語訳がついているが、AI翻訳なので若干おかしいところがある。まあそもそも本編も同様にAI翻訳なので、全体を通して怪しいところはあるのだが。
個人的に、Backstageのほうが草鱼の分量多い上にカッコいいところも多いので、なんでもっと本編にも入れてくれないんだ!というもどかしい気持ちがある。
そもそも記者会見と初回評価の映像がBackstageにしかない草鱼
運動会の片足で押し合いへし合いするやつで、ものすごい体幹で活躍する草鱼
全体的に練習中メンターから褒められるタイミングがBackstageにばっかりある草鱼
練習室で连淮伟に「なんかやって」と雑に振られてサラッと激上手いフィンガーダンスを見せつけてくる草鱼
凧あげがやたら上手い上に、いい感じに上がった状態で弟分の孙亦航に持たせてくれるお兄ちゃん草鱼
ホラードッキリに1ミリもビビらない上に仕掛け人がコケたことを心配する草鱼
これだけ撮れ高あるのに全部Backstageなのなんでやねん。
それにしても、日本人視聴者は各国と比べても特に少ないのだろうか。
青春有你に限らず他のiQIYI配信動画で、日本語だけないとか、日本語だけAI翻訳なことが多い気がする。
アジアの言語でいうと韓国語・タイ語・マレー語・ベトナム語・インドネシア語はだいたい網羅されている。是非とも日本語もまともな翻訳をください……。
グレープフルーツとお茶味の乳製品…???
スポンサーの製品である「真果粒」という飲み物を練習生が頻繁に飲んでいる姿が写り込む。
あれ、グレープフルーツとお茶が入っている乳製品らしい。日本の製品ではまず見かけないフレーバーだと思う。
お茶というか抹茶+牛乳はまだわかる。グレープフルーツ+お茶とか、グレープフルーツ+牛乳が全然想像つかない。牛乳ではなく飲むヨーグルト的なものかもしれないけど、それはそれで余計に想像がつかない。
いやでも日本でもミカンが入った牛乳寒天はあるし、柑橘+乳製品はわりと合うのかな…?でもそこにお茶…?
中国だとよくあるのか……?
英語の浸透度合いと流行語
中国語話者ではないLISAのために、LISAが見ているときに意図的に英語を使うことがある。留学経験があるなど英語が明らかに堪能な練習生がよくそのような配慮を見せる。
それはそれで合理的で理解できるのだが、そうではない、つまり英語であることが必須でも合理的でもない場面でもよく英語を使う場面が登場する。
咄嗟に謝るときに「Sorry!」とか。もっと長く一文を完全に英語にしているときもある。
これは日本で日本語話者同士での日常会話ではあまり見られない場面だと思う。
日本ではカタカナ語が大量にあり、英語を使っている気を持たずに外来語を使っているからだろうか?それとも中国の(若者の?)文化として英語を混ぜ込む話し方が定着しているのだろうか?
あとこれは英語ではなくフランス語由来な上に、日本でいうカタカナ語のような借用語的な使い方だと思うのだが、「ヴェルサイユ」という表現を使う場面をよく目にした。
どうも、豊かさを自虐風に自慢するときに使う表現らしい。なるほど。
そして現在へ
まさか2021年のサバ番のために今更3つも記事を書く人間、なかなかいないだろう。しかもこれでも結構頑張って内容を削って書いている。
そして書くたびに、最終回が中止されてしまったこと、そしてそれに伴い明らかに他にも撮影済みの映像が公開されぬままになっていること(予告があるのに本編映像がない)、デビューしたIXFORMが満足な活動量がないまま解散になってしまったこと。この終わり方の悪さが本当に悲しい。
青3が終わってからもう3年半以上経った。
あのとき降板に追いやられたトニーは、今年の夏に韓国でソロデビューしている。彼は青3の前に韓国のサバ番に出ていたから、韓国でも知名度があるのかもしれない。
一方で、IXFORMが消化不良のまま解散したことで、ステージを渇望する刘冠佑・孙滢皓・段星星の3人は再びサバ番であるスターライトボーイズに挑戦した。
(※これを書いた後、刘冠佑と孙滢皓が番組を辞退したという知らせが舞い込んできた……)
私が青3を見始めたのは、元を辿れば孙滢皓がきっかけだ。
彼は勿論のこと、青3で努力を重ねていた彼らが皆、彼らの望む形で成功と幸せをつかんでほしいと願っている。