2024/09/08 Sphery Rendezvous 埼玉
こんなに早く藤原基央に会えるなんて・・・
チケット取ってるからとっくにわかってたけど、ホームシック衛星でかなり久しぶりに藤原に会って感動していたので、たった数か月でもう次のライブなんて。
昔は考えられなかったよな~と感慨深いです。もちろんうれしい。
初日の土曜公演ではなく、2日目の公演へ。
数日前にアルバム聞き始めてあんまりちゃんと聞かずにライブを迎えてしまった。
前回のベルーナドーム(当時はメットライフドーム)での公演は、「aurora ark」公演の初日だったけど、あの時は本当に本当に久しぶりのバンプのライブで、わりとツアーの直前でアルバム「aurora arc」が発売だったというのもあったので、「最初に聞くのは生がいい!!」とあえてアルバムを聞かずに向かった思い出。
一曲目が「aurora」だったので、何年かぶりに会った藤原の第一声が「もうきっと多分大丈夫」だったもんで大号泣した。
楽しかったなぁ最高だったなぁ。
大人になるにつれて冷静にバンプと向き合えるようになってて、いい意味で生活に馴染んでいて、自分の一部に近くて、いつも一緒じゃなくて必要な時に心の引き出しから取り出したり、ふと聞こえた歌が今までとは違う手を差し伸べてきたり、藤原がいつも言うような「心のすみっこに置いといてほしい」ってまさにこれじゃん、と心地いい関係性であることを実感しているわけ。
大人になったと思う。
だけどそれとは関係なく本物の藤原に会うと、自分の殻という殻が全部はがれて、丸裸にされて、小学生だったあの時に戻って、涙が止まらなくなる。
きっと一生かなわないんだよな、と何度だって思う。
最近はメディア露出やタイアップや主題歌が本当に多いから、こんなに未公開曲がないアルバムはある意味新鮮な感じだった。
もう馴染んでるのに、今度はアルバムというパッケージでお披露目されて、なんだか別のうれしさや特別感がある。
なので(?)いつもはドキドキ向かうツアーだけど、なんか今回は割と楽しみが多くを占めていて、すっきり会場に向かえた印象だったな。
以下、記憶が曖昧な私のポンコツ海馬ではなく、ちゃんとした人が載せてくれていたセットリストをもとに。
※席はスタンドで、ドラムの位置を12時、センステを長針・短針の軸だとすると、2時くらいの位置感の席だったので、センターモニターは全く見えなかったし、音響も微妙だったと思います。(残念過ぎる!!!)
・一曲目というかオープニング
少しノイズ感のある疾走感のあるフレーズに、みんなのコーラス。
初めて聞いたけど、コーラスフレーズ自体は絶対に知ってると思ったのに、後から調べても全然出てこず、フレーズも思い出せず。既曲じゃない?
今までのインストとは違い、結構好きだったかも。わくわくするようなさわやかで疾走感あって明るいイメージ。気持ちのいい幕開けだった。
・Sleep Waking Orchestra
アルバム出てシングル盤を真面目に聞いてやっと「いい曲だ〜!」と思ってたところにアルバムバージョンきて、「めっちゃえ〜!」となってたからアルバムバージョン聴きたかったけど、オープニングからの流れですぐイントロ入ったな。めっちゃ良かった。
「悪魔だった」からBメロのかなり低音で歌うところ、痺れたな・・・
このあたりで(早い)ふと思い始めてたんだけど、藤原は「魔法」が好きなんだよな。
何をもって「魔法」とするかはわからんけど、人のやさしさや、踏ん張りや、勇気が生む奇跡。奇跡じゃないか。起こるべくして起こったこと。
藤原の世界が見えるよな。
・2曲目ってなんだ?記念撮影?
いやもっと後だな、リボンだ。違う。「アンサー」
メインステージの円状のバンドセットから、惑星のリングのように外円が外れ宙に浮いていた。めっっちゃ良かった。
ツアーのタイトルを直前というか出発前夜にやっと調べた。あまりインタビューとかコメントを見ずに来たので、読み方もずっとわからず。
でも相変わらずだなと思う。神秘的でロマンティックなことに想いを馳せるのが好きな人たちよ。
そんなだから、当日やっとグッズデザインの意味が分かったぐらいなので、ステージ演出で惑星リングをライティングが巡る様子を見て、ときめいてしまった。
それをこの序盤にアンサーのまぶしいイントロと同時に展開するもんだから、こみ上げてきたよ。
・なないろ
なないろのぴくすもぶ。なないろだったー・・・感動
これは朝ドラの時から本当に本当に大好きな曲で、紅白で4人揃ってることに感動した思い出もある曲で、なんか特別なんだよな。
テンポのいいギターフレーズから始まり、駆け抜けるようなサビまでの流れ、さわやかなサビ。
「思い出すと寂しいけど、思い出せないと寂しい事」
大好きな歌詞。
「治らない古い傷は なかったかのように隠すお日様が」
大好きな歌詞。
わたしはね、こういうところに目をつけるところが藤原の好きなところの一つ。思い出せないことのほうが寂しいほど大切な思い出に、治ったみたいに見えるけどいつまでも抱え続ける自分にしかわからない傷。
あまりにも人間くさくて、どうにも泣いてしまう。
・pinkie
・記念撮影
・邂逅
・strawberry
なにやら喋った後に、暗転と同時に藤原がハンドマイクをスタンドから外した。
何となく私の頭の中でstrawberryが流れ始めたら、本当に藤原が歌い始めるもんだから、ウルッときた。ドキッときた。
優しいメロディに、優しい歌詞。
何となく、ジュピターの頃に歌っていても違和感のない、懐かしいバンプのような気もして、大好きになってしまった曲。
・太陽
え、え、えーーーーー…という感じである。
聞けると思わんやろ。
代々大好きな曲なので、最初のギターがなった瞬間泣いてしまった。苦しかった。
暗転からの苦しいギターのフレーズ。あまりにも苦しいフレーズ。
・星の鳥~メーデー
奇跡みたいなインストなんだよ、「星の鳥」は。
そして重なるように「メーデー」という呼びかけ。
メーデーの歌詞って本当に本当に本当によくって、誰が助けるかは今重要じゃない、でも助けないと、だって呼んでいる!っていう、なんてなんてシンプルで直球で、でもだれもが取れる選択肢ではなくて、まぶしくて悔しい。
この曲は私が小6か中1くらいの曲で、バンプにどっぷりな時期の曲で、当時今はもうないラフォーレのHMVに「花の名」と「メーデー」を買いに行った思い出が必ずよみがえる。
そしてラジオを毎週のように聴き、MDに録音し。
本当に私にとって特別な時期だった。
全部全部一緒に思い出すから、本当に苦しくてでも希望でもある曲。
あの人、この時26~28くらいでしょ?きもいな。
・レム
まずセンステでやるか?!と思ってたら、アレンジパートめちゃかっこよくてカッコよくて泣いてしまった。
苦しくて辛い曲をかっこよくしてしまうの、この人らの真骨頂だと思う。
あまりにもBUMP OF CHICKEN過ぎて涙が込み上げてきた。
・souvenir
レムからのsouvenir。打って変わって前向きで明るい曲で良かった。
これも聞けば聞くほどいい曲なんだよな。
歌詞ももちろんいいんだけど、いままでのバンプとちょっと違うギターフレーズというか、当時は少し、おっとなったけど、馴染んできたな〜
・アカシア
号泣
この曲イントロ、YUKIの「トワイライト」と並ぶ私の中の「イントロベスト」です。あまりにも眩しくて、救い。
・Gravity
・木漏れ日と一緒に
・ray
「きれいな声ありがとうきこえたよ」
・窓の中から
・En:you were hear
「でも消えちゃう 消えちゃうよ」そうなんだよ
いつもそう。あんたに会って最高に嬉しくて感動することいっぱいあるのに、ポロポロ忘れていっちゃうの。ずっと前から藤原も同じ気持ちを歌ってくれてた、って改めて嬉しくなった。
東京ドーム公演で披露されたのを家で聴いてた時の気持ちを思い出す。
何年も経ってライブでは初めて聞いたと思う。
だからまた空いたいんだよね。
・En:ガラスのブルース
・最後
「俺の、俺たちの、歌が生まれた時代に君たちがいて本当に良かった。」ということを本当に何度も何度も言っていた。「5年間を詰めたアルバムが出たから今日の君たちみたいに聴きにきてくれる人のために歌ってくるよ、行ってきます。」
「行ってらっしゃいってありふれたただの言葉だけど、今日今行ってもらったいってらっしゃいは、世界で一つだけの「いってらっしゃい」すごく嬉しい。この気持ちをまた声に、音にして、みんなにら届けてくる。行ってきます!」
「昨日帰り駅大変だったんでしょ?今日も多分そうだけど、嫌なこともあるかもだけど、どうか嫌な気持ちにならないで、今の気持ちのまま帰ってほしい。」
「汗拭いて風呂入っていい感じにして寝てね
また会おうね、ありがとう?おやすみ」
忘れるのでとりあえずかける分だけ。
思い出したらまた書き足す。