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【都内20代男女】増税直前!駆け込みで購入したものは...?

2019年10月に消費税が引き上げられることとなり、2019年の7月26日に「10月の増税で食事に関する意識はどう変わるのか調査した」を公開しました。

今回は、直前調査として「消費増税」「軽減税率」の認知率がどのように変化したのか、駆け込み需要でどんなものを購入したかを調査しました。

都内の20代男女500名(男性197名、女性303名)対象、消費増税に関する調査の結果をご覧ください。

消費増税に関する認知度は向上、軽減税率は難解か。

「2019年10月の消費増税について知っていますか?」と尋ねると、20代男性で84.8%、女性で90.8%となりました。前回調査では20代男性で77.7%、女性で73.6%だったことからもこの1〜2ヶ月で認知度が向上したことがわかります。

軽減税率-1

一方、「軽減税率」に関しては「聞いたことはあるが詳しくは知らない」と回答した人が20代男性で20.8%、女性で29.0%となり、標準税率から軽減した税率が一部食料品などに適応される仕組みについて理解を得ていない様子が伺えました。

増税後の消費意識

増税と軽減税率についての認知度を調査したのち

2019年の10月1日から、消費税の税率が8%から10%へあがります。ただし、今回は税率8%で据え置きの「軽減税率」が適用される場合もあり、店内で食事する「イートイン」は税率10%、店頭の窓口で買って持ち帰る「テイクアウト・デリバリー」は軽減税率適用の税率8%となります。

のように軽減税率について簡易な説明をしました。この説明をふまえて「消費増税後、飲食時に税率(税率8%と税率10%)の差を気にしますか?」と聞いたところ「とても気にする/やや気にする」と回答した人は20代男性で71.0%、女性で82.9%となりました。

軽減税率-2

家計の見直しと消費意識

次に、消費意識を探るため「家計の見直しや、日々の消費見直しなどを行いましたか?」と聞きました。

【「(家計の見直しを)行なった」回答者】
20代男性 23.9%
20代女性 23.8%

20代男女ともにおよそ2割の人は家計の見直しを行なったことがわかりました。具体的にどのように見直したかを聞きました。

【具体的な家計の見直し方法】
・格安SIMに変えた(27歳男性)
・家計簿をつけ始めた。 キャッシュレス決済を始めた(26歳男性)
・食品以外でよく買うものをリストアップした(22歳男性)
・専業主婦なのでポイ活を始めた(28歳女性)
・外食を少なく、食料品はまとめ買い(26歳女性)
・資産運用には関心があったので、家計簿アプリを使い始めた(28歳女性)

特に多かったのは、購入品の見直し家計簿をつけ始めるという回答となりました。「 #ポイ活 」と呼ばれているポイントサイト利用やポイント還元を活用して節約をするという回答も散見されました。

増税直前、購入したものは?

最後に、増税に備えて意識して買物をしたか聞きました。

軽減税率-3

「(買物を)した」と回答したのは20代男性で30.5%、女性で36.6%となりました。
商品ジャンルとしては男女ともに「日用品」が最も多く、次いで男性は「食品・飲料」、女性は「美容品・コスメ」となりました。

さらに、具体的に聞いたところ

【増税に備えて購入したもの】
・テッシュや洗剤などの消耗品(26歳女性)
・仕事用の服(28歳男性)
・生理用品 水 掃除用具(26歳女性)
・電化製品などの高価なもの(21歳男性)
・消費期限がない日用品(29歳男性)
・調味料 洗剤類 オムツ その他消耗品(29歳男性)
・タバコ(27歳男性)

消耗品や、衛生用品に加えて嗜好品や販売時に基本的に割引をしない電化製品なども挙がりました。

あとがき

以上、消費増税に関する調査の結果をお送りしました。

ぜひ、前回記事も併せてご覧ください。

今回の消費増税では、企業別に増税(主に軽減税率)の施策が異なることや、ポイント還元やキャッシュバックをしているサービスも多くあるので、これを機にニュースをチェックをして家計の見直しを行なってみてはいかがでしょうか。

#COMEMO #NIKKEI

Writer  :小林(・L・)
Designer:Maly.y
--- 調査概要 ---
期間 :2019年9月26日〜27日
対象 :20代/男女/都内在住者
割付 :500サンプル(20代男性197サンプル、女性303サンプル)
運営 :株式会社テスティー
姉妹サイト:若年層調査メディア「TesTee Lab!

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