【20代〜40代対象】環境問題への意識、取り組んでいると思う企業は?
今回は環境問題に関して、キーワードの認知度や生活する上で意識して取り組んでいることを調査しました。
前回行ったレジ袋有料化に関する意識調査の続編となっています!調査の結果をご覧ください🐟
環境問題への関心度は男性62.2%、女性の71.2%
まず、20代〜40代の男女を対象に環境問題への関心度を聞きました。
「とても関心がある・やや関心がある」と回答した人は男性で62.2%、女性で71.2%となりました。
買い物をするとき、表記を意識するか
次に「環境保護/リサイクル/売上の一部を寄付・還元」などと表記してある商品の購入について聞きました。
「多少高くても購入したい」と回答したのは男性で15.6%、女性で10.1%となり、「同額くらいなら購入したい」と回答した人は男性で46.6%、女性で68.5%と環境問題への関心度と同様に表記も考慮して買い物をする割合は男性に比べて女性の割合が高いことがわかりました。
環境問題にまつわるキーワード「食品ロス」のみ認知度半数超え
環境問題にまつわるキーワードに関して「知っていて説明ができる言葉、知っているが説明ができない言葉、知らない言葉」を聞きました。
最も認知率が高かったのは食品ロスで男性の59.7%、女性の70.2%となりました。「持続可能な開発目標」を意味する「SDGs」では男女ともに認知は2割未満となりました。
サステナブル・フェアトレード・エシカルなど食品や服飾品にまつわるキーワードも認知率は同程度と判明しました。
「環境問題」に取り組んでいると思う企業・ブランドは?
環境問題に取り組んでいると思う企業を聞きました。
いち早く、ショッピングバックの有料化/プラバックの廃止に取り組んでいたイオン・ユニクロ・無印などの小売店、プラストローを廃止し紙ストロー利用となったスターバックス、再利用ペットボトルのいろはすを代表とするコカ・コーラの名前が挙がりました。
回答者685名のうち、企業名やブランド名を挙げたのは97名と、全体で14.1%となりました。それ以外の人からは「思いつかない」「分からない」といった回答が挙がる結果となり、想起される企業がまだ少ないことが伺えました。
言葉より、行動。起こしている具体的なアクション
最後に「環境問題についてご自身で取り組んでいる、または普段の生活で気をつけている事があれば教えて下さい」と聞きました。
エコバックやマイボトルを利用しているとの声が多く、不要な食材を購入しないように気をつけている人や、ゴミの分別をきちんと行いリサイクル可能なものは回収BOXに出しているなど、様々な方法で環境に配慮した取り組みを意識している様子が伺えました。
あとがき
以上、環境問題に関する調査の結果をお送りしました。
環境問題にまつわるキーワードは認知率が2割未満のものが多かったものの、取り組んでいることでは多くの回答が挙がり、言葉は知らないが自然に日常生活では意識をしている様子が伺えました。
また「環境問題に取り組んでいるイメージのある企業」では、CMや広告のイメージよりも紙ストローやショッピングバックなど店頭で実際に体験したことがより印象に残るのではないかと調査の結果から感じました。
「SDGs(持続可能な開発目標)」は、衣食住を問わずあらゆる商品や生活に関わるものとなります。ご興味がある方はぜひ、身近な企業やブランドの取り組みがどれに関わっているか照らし合わせて見てください。
Writer :Kobayashi (・L・)
Designer:Mari.y
--- 調査概要 ---
期間 :2020年3月26日(木)
対象 :男女 / 20歳〜49歳 / 685名
運営 :株式会社テスティー
姉妹サイト:調査メディア「TesTee Lab」
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「それちょう調べ」の表記をお願いいたします。(SNS投稿はリンクのみで転載可です😉)
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