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【20代男女】EC利用とコロナ禍での環境変化に関する調査

今回は「EC(ネット通販)」に関して20代男女1,016名を対象に調査を行いました。

新型コロナウイルスの外出自粛宣言などを受けてECの利用頻度や環境に変化があったかなど、調査の結果をご覧ください!

直近1年以内のEC利用は6割

まず、20代の男女1,016名を対象に「直近1年以内にEC(ネット通販)」を利用しましたか?」と聞きました。

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「(ECを)利用した」と回答した人は男性で62.7%、女性で65.6%となりました。次に、直近1年以内にECを利用したと回答した人に「購入した商品のジャンル」を聞きました。

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男性は「日用品」「ファッション用品」が3割を超え、「食品・お取り寄せ・グルメ(デリバリーを除く)」が24.2%となりました。

一方、女性では「ファッション用品」が54.1%、「日用品」は45.0%、「美容・コスメ」が33.1%となりました。

男性に比べて、女性はいずれのジャンルでも購入経験率の割合が高い傾向にあり、中でもファッションや美容に関する買い物を中心にEC利用していることがわかりました。

EC利用の頻度、新型コロナウイルスの影響は?

続いて、直近1年以内にECを利用した人を対象に「新型コロナウイルスの影響で商品購入する頻度は変化しましたか?」と聞きました。

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男性で62.4%、女性で64.8%と、ともに6割以上がEC利用について「(利用頻度が)とても増えた/やや増えた」と回答しました。

外出自粛要請が発令されたことや、繁華街や各地方で都心部の飲食店営業時間が短縮されたことにより、「#おうち時間」「#stayhome」などのSNSハッシュタグも流行したことも記憶に新しいですが、自宅で過ごす時間が増えたこともEC利用増加に影響を与えたのではないでしょうか。

そこで、新型コロナウイルスの影響で購入が増えた商品ジャンルを聞きました。

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男性は「ファッション用品」、女性は「日用品」の購入頻度が増えたと回答しました。直近1年以内にECを利用して購入した商品ジャンルとは、順位が入れ替わる結果となりました。

利用しているEC、男女ともに「Amazon」が最多

直近1年以内にECを利用した人に「利用したECサービス」を聞きました。

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男女ともに最も多かったのは「Amazon」で、男性の64.0%、女性の61.5%となりました。ついで、「楽天」「Yahoo!」が続きました。

新型コロナウイルスの流行における環境変化

最後に、全員を対象に「外出自粛要請を受けて、環境に変化はありましたか?」と聞きました。

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「変化があった」と回答した人は男性で26.9%、女性では34.2%となりました。「どちらとも言えない・変化はなかった」という回答も3割ほどとなっていることから変化を感じている人といない人がいる様子が伺えます。

「変化があった」と回答した人に「外出自粛の期間(〜現在まで)にあった、環境や心境の変化」を聞いたので、自由回答の一部をご紹介します。

■仕事・学業の変化
・自粛によって自宅で授業を受けるようになった(20歳女性)
・仕事がテレワークになった(25歳女性)
・バイトが休業になり仕事が減った(22歳女性)
・職業柄コロナが発生したら無職になるので、感染対策は徹底した(25歳男性)
・仕事を新たに増やしたり、在宅でもできるような副業を始めた(21歳女性)
■消費行動の変化
・出来るだけネットで買い物して外出を減らした(24歳男性)
・美容にお金を使うようになった(24歳女性)
・フィットネス器具を買った(23歳男性)
・新しい家電を買った(21歳女性)
・自粛期間中家にいることが多く、趣味を兼ねてゲームを購入(25歳女性)
■生活・時間の使い方の変化
 ・音楽制作、楽曲配信を始めた(22歳男性)
・お菓子作りを始めた(28歳男性)
・家での映画やTVを観る機会が増えた(21歳男性)
・料理する機会が増えた(28歳女性)
・健康的な食事をするようになった(24歳男性) 
■気持ち・心境の変化
・家族、友人の大切さを改めて感じる(20歳女性)
・気持ちが落ち込むようになった(28歳男性)
・必要な外出かどうか考えるようになった(27歳女性)
・外に出ることがストレスになった(22歳女性)
・丁寧に生きよう 無駄なものは捨てよう(23歳女性)

生活する中で多くの時間を過ごす「学業・仕事」の変化や、家での時間が増えたことによる買い物などの消費行動に関する変化、また心境に変化があった人も散見されました。

あとがき

以上、20代男女対象の「EC利用・コロナ禍での環境変化」に関する調査をお送りしました。

調査の内容としては少しセンシティブな質問もありましたが、ご協力いただいたアンケートモニターのみなさま、誠にありがとうございました。

最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月7日から、すでに9ヶ月弱たちました。姉妹サイトの「TesTee Lab」では、若年層を対象に「新型コロナウイルスの影響に関する調査」に関する定点調査を異なった切り口で行っています。そちらも併せてご覧ください。

Writer  :Kobayashi (・L・)
Designer:Mari.y
--- 調査概要 ---
期間 :2021年1月19日
対象 :男女 / 20代 / 1,016名
姉妹サイト:調査メディア「TesTee Lab

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