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商売繁盛と気の流れ

10年前に書いた自分が書いたメルマガ。
年末に美容室に行った時のことを書いています。

「自分の感覚ですけど、リーマンショックの直後は明るい色が良く出ましたねぇ」とのこと。

へぇ、と思いました。

景気が悪いからせめて髪色だけでも明るくしよう。
なんて、多分そんな理屈は考えていないと思います。
ただ、世の中全体が落ち込んでいることを心が感じてしまってその鬱々とした空気を追い払いたい!と、まさに「本能的」に判断したのでしょう。

景気とは、「気」です。
景気がいい、景気が悪い、というのは経済活動の善し悪しを言うだけでなく、私たちの心の持ちようも含めて、上昇傾向か下降傾向かということに影響します。

そして、それがあまり心地良くない。と思えば、私たちは勝手に「心地良くなる方法」を探すんですね。

それが髪色を明るくすることだったり
明るい洋服を着ることだったり
もしかしたら、アロマトリートメントを受けることだったり。
※実は、リーマンショック直後Vert Merサロンにはかなりお客様が増えたのです!!

そして、「心地良くなる方法」が見つかり始めて
心や身体が落ち着いてきたら、本当に景気が上昇傾向に向かうのかもしれません。
景気というのは、お金の流れではなく、人の「気」の流れなのかもしれません。
人の「気」が良く流れると、いろいろなことの滞りがなくなります。
景気を良くする。というのは、誰かが作り出すことではなく
自分自身の「気」がよく流れる環境を作ることから始まる気がします。

藤原綾子メルマガ「魔女の手紙」2013年12月18日号

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皆さんも、繁盛店の「気の流れ」や「良い雰囲気」という気を感じたことがあると思います。
「人気店」なんて、まさに「人の気」が作るもの。

気がなんであるか?を理解するより前に、私たちは肌感覚として知っているもので、それをあえて言葉にしようとすることが、かえってわかりにくさになってしまうのが

「気」なのかもしれません。

まずは気を流す。気を調える。気の質を上げる。

そのためには、心地良さとご機嫌を知ることからかもしれません。

あなたがご機嫌になれる時ってどんな時?

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精油の翻訳家 藤原綾子
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