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「50歳の顔はあなたの功績」
私は、子供の時から子供っぽく見られることが多く、歳より下に思われて、いつもショックを受けていました。
大人っぽく見られたい。と、いつも思っていました。
面白いもので、今でもそう思ってしまう。
でも、今の私の年齢から「大人っぽく」って、どういうことだろう?と、はたと思うのですけど、若く見られるより「大人っぽく」見られたい。
それは、老けて見られるというのではなく、「大人の女性」として見られたいということだろうと、自己分析しています。
日本では、年齢より若く見えることが女性としての価値があるように思われているけど、私は一度たりともそれが良いと思ったことがない。
女性に限りません。男性も同じ。
年齢より若く見える男性も「残念」だと思います。
言葉を選ばずに言ってしまうと、年相応に見えないことは「バカっぽく」何も考えていないように見える。
年齢を重ねていることは、それだけ経験もしているわけだし、眉間のしわも、目尻のしわも、たくさんの経験をした証拠です。
のっぺりとした艶やかな顔をしているなんて、無邪気な子供か、何も知らない未熟な人たちにしか見えない。
20歳の顔は自然の贈り物。
50歳の顔はあなたの功績。
有名なココ・シャネルの名言。
20歳までは親からもらった顔です。
でも、それから30年経った50歳の顔は、自分が作ってきたキャリアと経験が顔に出ます。
だからこそ顔は大事。
若く作るのではなく、あなたを作るのがメイクアップだと思っています。
私という人間を魅力的に見せることは、取り戻せない若さを盛るのではなく、今ある魅力を増幅させること。
自分自身をマネジメントできていること。
大人の女性として美しくありたい。
生き方が滲み出るような女性でありたい。
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