頭を使うの、やめない?
食事とか遊びとか、五感が求めて、五感が喜ぶことをする行為のはずだけど
「頭」を使っちゃっている人、多いですよね。
これは身体にいいから食べる。とか
これは身体に良くないから食べない。とか
このタイミングは身体にいいから、このタイミングで食べる。とか逆もそう。
遊びというのも、こういう運動は身体に良いとか、ボケないとか、知能の発達に良いとか・・・
頭で考えて、同じやるなら「効率よく」「結果」が得られるように、ってことかもしれないけど・・・
本当に健康になりたいなら、その方法は間違っていると思う。
実は、アロマセラピーの世界でもそう。
香りは五感の「嗅覚」が選ぶもの。最も感覚的で本能的と言われる嗅覚。
別の言い方をすると、知性を必要としないのが嗅覚。
なのに、アロマセラピーでは、
「風邪症状には・・・酸化物類の1,8シネオール」
「リラックスには・・・酢酸リナリルとリナロール」
「肩こり腰痛には・・ケトン類のカンファー」
「咳止めには・・サイプレスのδ-3カレン」
とか、香り無視で、頭で選ぶことが増えています。
アロマセラピーで、不快症状が改善されたり、不調が解消されたりするのは、症状に合わせた精油を選ぶからでしょうか?
違います。
はっきり、私は「違います」と答えます。
それは、アロマセラピーのおかげではなく、化学成分のおかげです。
もっと言えば、香りなんかなくても良くて、それらの成分を単離してカプセルに入れて飲めば良いんです。
つまり、市販薬で十分です。
アロマセラピーは「嗅覚」を使うセラピーです。
先ほど書いた通り「知性」を必要としません!
香りを嗅いで「良い香り〜」で良いんです。
その解放感が体質を改善し、体調を良好にしていくんです。
結果論として、1,8シネオールや酢酸リナリルとリナロールかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。
全然違う成分が「良い香り」という気分にさせてくれて、それだけで幸せになって、解放されて身体も心も好調になったんじゃないの?
頭で考えて選んだ精油より、よっぽど嗅覚が選んだ精油の方が身体や心にジャストフィットするよ。
もっと自分の嗅覚を信用して良い。逆に頭の考えることは疑って良い。
実は食べ物とかも同じだと思っています。
身体の欲求に正直になってみると、自分に悪いことは選ばないはずです。
それでも体調が悪くなるのは、自分の声をちゃんと聞けていないか、聞き方が間違っている。
まずは、自分の好きな香りを選べる人になろう。
そして、その香りで体調が変わること、心が変わることを体験してみてください。
あなたが頭で考えて選んだ香りより、全然心地よさも結果も違うから。
もっと自分の感覚を信じられるようになること。
これが、あなたが健康になれる方法です。
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