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私が行きたい世界を私がつくる

少し前にいらしたお客様に
「藤原さんが私の背中に手を置いた時 ”無”を感じました」と言われました。
?」

「意思や意図のような”こうやるぞー”みたいなものが一切なく、””でした!」と。

嬉しい。

私は気香療法を教える身でもありますし、気功や操体などの考え方から、クライアントの肉体と心の自由を尊重した施術をしたいと思っています。
でもこのようにクライアントさんから指摘されたことは、初めてだったのでとても嬉しかったです。

気香療法講座では、最終日に「気香トリートメント」という授業があり、アロマハンドトリートメントと着衣のままのボディトリートメントを実習します。

目的は「気の流れ」を調えることです。

気の流れが調うと、血液の流れが調い、リンパの流れも調い、身体が温かくなったり、うっ体が改善されたりして、自律神経のも調い、免疫力も調整されます。
アロマセラピーだけでもできることですが、気を知ることでもっと積極的にそれを実現できることがわかります。

そのトリートメント実習では
1)愛を込めてトリートメントする
2)相手に気を送るようにトリートメントする
3)相手の気を感じながらトリートメントする
4)??? ← クラスで体験してください

の4パターンで施術をしてもらいます。
よく、トリートメントには「愛を込めて」とか言うし、私もそう思っていたこともあります。
しかし、実際にこの4パターンをやってみると、皆さん
1)のパターンに不快感を示します。
「重い」って・・・・
愛は重いということらしいです。

この中では3)が一番好評です。
施術者が「無」になって、相手を感じることに集中することが、結果としてクライアント満足度が高いようなのです。

「施術」という字は、「術(すべ)」を「施(ほどこ)す」と書きますが、何もしない方が良いらしい。
それよりも、感じることが大事。

そして気香療法では感じた後に、「繋がる」ことをします。
相手を感じ、相手と繋がる。

実はこれ、施術に限らず、生きる上ではとても重要なことです。
「繋がる」というと、べったりくっついてしまうイメージがあるかもしれませんが、そういうことではなく

センサーを働かせて相手やそのものを感じたら
対象に意識を集中させる。ということ。

例えば絵を見る時、香りを嗅ぐ時、
それ自体を見たり、嗅いだりすることが、感じることだとすると
その世界に何があるのか?何が起ころうとするのか?に意識を集中させることが繋がることです。

そこから世界を想像してみると、
その絵を描いた作者の意図や世界観がわかります。
その香りの本当の働きがわかります。

それがわかると、私たちはその世界に生き、その世界を創るメンバーとなりうるわけです。

例えば
美しい世界を作ろうと思ったら、
美しい世界を思い浮かべるだけでなく
美しい世界を見つけ、繋がり、想像し、創造すること。

つまり私自身が美しい世界であることが大事。


クライアントにリラックスして、心の中のモヤモヤを解消してもらいたいと思うなら
私自身が無の状態であることが大事。

私の心がわさわさと動いて、クライアントの意識を邪魔したり、クライアントの肉体に制限を作るような施術をしていると、クライアントはリラックスもできないし、肉体と心の制限を取り払うことはできません。

施術の目的は叶いません。

気香療法講座は、あなたの世界の制限を取り払うし、あなたと関わる人の世界の制限も取り払う。
あなたがなりたい世界にあなたがなる。

気香療法講座
Day1: 3月12日(水)13時~17時 
Day2:3月26日(水)13時~17時 
Day3:4月9日(水)13時~16時 
Day4:4月23日(水)13時~16時
Day5:5月7日(水)13時~16時 
Day6:5月21日(水)13時~16時 
Day7:6月4日(水)13時~16時 


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精油の翻訳家 藤原綾子
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