見出し画像

「本番に強くなる」アロマセラピー

アロマセラピーは女性のもの。
と思っている人は、案外多いです。
実際、アロマセラピーのレッスンで男性が受講することは、本当に少ないです。
私がこれまで2000人近く教えている中で、男性は4人です。0.2%!!
アロマセラピストの人口比としてもこんな感じかも!?

でも、もしもアロマセラピーが女性のもの。だと思い込んでいるなら、もったいないです。

ちょっと古い記事だけど

ルーキーイヤーの昨季は2度のけがで1軍出場はなし。体のケアをより意識する中、たどり着いたのがアロマだった。寝る前にラベンダーとゆずの香りを、スプレーで室内にシュッ。「『いいにおいやなーっ』て、すぐに寝られます」。深い眠りに落ち、一日の疲れを吹き飛ばせた。

記事本文中より抜粋

ヴェレダのコラムにも「プロ選手も取り入れている!スポーツアロマって何?」とあります。
https://www.weleda.jp/column/organiclife/bodycare/24

スポーツのように「本番の結果」が競われる場合、その瞬間にどれだけ平常心で、いつも通りの自分を発揮できるかが重要になってきます。

アロマセラピーは、この点がとても得意。だと、私は思っています。

なぜ、人は緊張すると本領発揮できないのか?いつも通りの自分より能力が落ちるのか?

1)緊張感からくる筋肉の硬直、神経の昂りが、脳や身体の働きを悪くする

緊張をほぐすこと、って実は難しい。
でも、筋肉を柔らかくしたり、神経を鎮静させることは、アロマセラピーは簡単で、良い香り好きな香りを嗅ぐことで、勝手にそのようになります。
筋肉も神経も落ち着くので本領発揮しやすい。

2)過剰な期待が高じて「練習が足りない」「できない」とネガティブになる

十分な練習を積んだとしても、いざ本番となると「足りなかったのでは?」とか「準備不足では?」と心配になります。
アロマセラピーは、自己効力感(セルフエフィカシー)を高める効果があるので、「足りなかったかもしれないけど、今の自分なら十分できる」とか「これまでのの準備でやり切れる」と、考えることができるようになります。
同じ状況であっても、不要な落ち込みがない分、本領発揮します。

3)失敗したらどうしよう

アスリートというより、例えば本番前の役者さんやプレゼン前のあなた。
失敗したらどうしよう。相手の反応がイマイチだったらどうしよう。と思って、急に緊張して、1)の状態になることがあります。
でも、アロマセラピーは自己効力感を高めてくれるので、「大丈夫。失敗してもやり直せる」「失敗を挽回するだけの経験と能力はある」と、過去の自分のことを思い出して「なんとかなる」と思えるようになります。

アロマセラピーは、リラックスやリフレッシュ。というだけの認識だと、もったいない。

あなたの本領発揮を支えるアロマセラピーを知っているだけで、これからの人生は大きく変わるはずです。

冒頭の前川選手のように、若い選手は「お母さんがアロマを知っていて・・」ということで、アロマネイティブ世代だったりします。
こういう人たちが増えると、色々な場面で自分を十分に発揮できる人が増えるだろうと未来に期待します。

とは言え、50代60代の、まだまだこれからも元気に生きていきたい。社会と関わっていきたいという人も、アロマセラピーを味方につけることをお勧めします。

追伸
どんな精油が良いんですか?と聞かれますが、それは人によって違います。
薬ではないので、この症状には「これ」 こんな人には「これ」というだけでなく
こんな人のこんな症状で、こんな場面で、このような結果を出したい時にはは「これ」と細かい設定に合わせて選ぶことができますし、それができなければ意味がありません。
なので、自分に合った精油を知りたい方は、直接アロマセラピストにご相談ください。


いいなと思ったら応援しよう!

精油の翻訳家 藤原綾子
もしも、もしも、記事が面白かったとか、理由はないけど応援したいと思ってくださったら、サポートお願いいたします!飼い犬アロマのおやつ代にします!? 残ったら精油やアロマの書籍を購入させていただきます^^