安心して受けられるトリートメントとは?
先日同期のセラピストが、グアムからサロンへお越しくださいました。
同期セラピストの彼女とは、文字通り「切磋琢磨」した関係で、レッスンでもお互いの身体を借りながら施術をしてきたし、
私が立ち上げた「セラピスト養成講座」の講師をお願いしていたので、お互いに施術練習は数え切れないほど繰り返してきました。
今回、10年ぶりくらいに彼女にトリートメントをしましたが、最初のエフルラージュで「ああ、そうだった。そうだった!」と手から情報が蘇り、
私の手の感覚と彼女の感覚がマッチする感じが、懐かしくて嬉しくて、なんだか泣きそうな気持ちになっていました。
トリートメントが終わり、アフターカウンセリングをしている時に
「やっぱり、安心感がある〜。堪能しようと思ったのに、寝ちゃいました」と、言ってくださいました。
そして、「トリートメント受けていても、どうしても先生モードになっちゃうんですよねぇ」と苦笑いをしていました。
その感覚わかります。
全然頼まれてもいないのに、トリートメントを受けながら、ついつい技術チェックをしてしまうんです。
「なぜ今、ここを触った?なぜこの回数で止めた?なぜ付着部を通り越した?なぜその圧にした?なぜ?」ってもう・・・
リラックスしに行ったはずなのに、疲れる・・・・
もちろんフィードバックはしませんが、この職業病をなんとかしたい。
なので、私が行きたいサロンはどうしても限られてしまいます。
グアムの彼女のサロンは、私が一番好きだったサロン。まだ日本にいる頃は、本当にお世話になりました。
それこそ「安心して眠れる」トリートメントでした。
良いサロンと疲れるサロンは何が違うのか?と言うことを二人で話したのですが、
技術力やソフトタッチとか関係なく
「クライアントの身体を見ているかどうか」だという結論になりました。
人間の身体って、トリートメント中にどんどん変化します。
うつ伏せで寝た時点で、右の腰が上がっていて、左の肩が落ちていても、左脚の施術中に腰が整って、肩の位置が動くことなんて普通にあります。
ちゃんとその変化に気づいて、この変化に合わせて、そのタイミングでタオルサポートをしたり、施術を変えることができるか?と言うこと。
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