ファジアーノ観戦記 2022年8月20日 横浜FC戦
1位と4位の上位対決直前のアクシデント
これまでファジアーノを観戦するときは、優勝や昇格、降格とは関係のない状況で、気楽に見ていました。なので、自動昇格の可能性がある状況での上位対決を直接見るのは初めて。今までにない緊張感がありました。
が、当日になって、悪い知らせが。
とうとう来たか、と思うと同時に、何故このタイミングで?ファジアーノがなんか悪いことした?と神様を恨む心境に。しかも、今日は柳選手が出場停止で出られないのに。私のテンション下がりまくる。スタメンが発表されて恐る恐る見てみた。
…いけるんじゃない?ファジアーノの選手層厚いやん!と一転して希望を抱えニッパツ三ッ沢スタジアムへ。私の気分の上がり下がりは試合前から激しかった。
横浜駅からスタジアムへ
試合開始3時間前に横浜駅に到着。ファジアーノのユニフォームを着てうろうろしていたら、ちょいちょいファジサポ発見。目が合ってお互いに「おっ!」という反応。なんだかうれしい。
横浜駅西口のバスターミナル。横浜駅地下からエレベーターで8番乗り場へ。「ニッパツ三ッ沢球技場」行きの直通バスがあるとのことだったので乗ってみたら、横浜FC仕様。車体にエンブレム、中に入ると選手のポスターに選手の声でアナウンス。そして周りは横浜FCサポだらけ。ここはアウェイなんだな、としみじみ。
ニッパツ三ッ沢球技場はお祭り騒ぎ
10分ほどバスに揺られて、スタジアムへ到着。アウェイのサポーターは裏側の入り口まで10分ほど歩いて、スタジアムへ入場。サッカー専用スタジアムは、選手との距離が近くていいな。この日はJリーグウオッチャー平畠さんがいらっしゃって、ファジの選手で佐野君を推しておられました。よく見てらっしゃる。あとお祭りイベントもあったようで、浴衣の女性もちらほら。夏だなあ。
スタジアムに入場後、スタジアムグルメを探す。ここはホーム側とアウェイ側のエリアが区切られていて、全体を散歩というわけにはいかなかったけれど、アウェイ側のスタグルのお店も充実。
かなり迷った末、「釜揚げシラスとネギ塩牛赤身丼(1000円)」で腹ごしらえ。この日は小雨が降っていて、再入場口付近の屋根がある場所でいただきました。シラスと牛の組み合わせがたまらん。
ただ困ったのが、自販機が見当たらない。烏龍茶をキッチンカーで購入してのどの渇きは癒しましたが、事前に飲み物持ってくればよかった。横浜駅買うところあったのに。
この日はファジアーノのグッズの出張販売も!目で実物を見て買いたい私としては、この出張販売がありがたい。しかも、ガチャもあった!かなり人気らしく、ファジの商品販売担当の方が、ちょいちょいガチャにカプセル入れておりました。念願のガチャを回したら、徳元選手の背番号出ました!
上位決戦だし来ているだろうなと思っていたら、やはりいました北川社長。スタグルを探しに行く途中に遭遇し、私のようなしがないサポーターにも丁寧に頭を下げて挨拶していただきました。うーん、イケメン!
試合中にファジアーノ側のベンチを見たら、白シャツの男性が見えたのですが、たぶん北川社長だったかな。
白熱した試合
雨が気になる中、試合開始。ベストメンバーではないけれど、選手たちは横浜FCと互角の戦い。横浜FCは中三日で迎えたこの日の試合。今年見た中で、一番見ごたえがありました。
ボールを取っては取られ、取られては取返す。心臓が口から飛び出そうな90分。前半をスコアレスで折り返すも、後半横浜FCが先制。一瞬の隙も逃さない、これぞ首位のチーム。
思わずため息を漏らし、頭ががっくりと下がる私。そこに応援団のお兄さんが叫んだ。「これからだ!選手を見ろ!」
思わずピッチを見る。選手は下を向いていない。まだ試合は終わっていない!応援に力が入る。
小雨が降る後半の残り少ない時間。デューク選手がシュート!しかしわずかに逸れる。それでも諦めない、諦めの悪い選手たち。行けるんじゃないか、せめて同点にという願いむなしく、敗戦。
一日経っても悔しさが残る。選手たちの心境はいかばかりか。
試合には敗れたものの、ほかにも見どころはあった。この日の主審は山下良美さん。ガタイのいい選手たちの間でキビキビとジャッジをしておりました。かっこよかった。
また、前半の終わりぐらいだったかと。副審がミスジャッジをしたとき、木山監督が副審の肩を抱き寄せて話をしていました。思わず笑うと同時に、そんなことやってカードもらわないかと内心ヒヤヒヤしましたが、何事もありませんでした。面白いことするなあ。
負けはしたが、まだ11試合。望みは捨てないで応援を続けます。
そして、感染した選手たちが元気に復帰できますように。これ以上感染者が増えませんように。