心が喜ぶ選択
先月末に久石譲さんのコンサートへ行って
やっぱり音楽っていいなぁと思って
昔ピアノを習っていたけど辞めてしまったから
いつかはまたピアノ買ってやりたいなぁと思っていたけど
金銭的余裕も精神的余裕もなくて
伸ばし伸ばしにしてきたけど
ようやく買えるようにもなったし
仕事もコントロールできるくらい落ち着いてるし
ここいらで20年ぶりに再開しよう!と思った今
電子ピアノ買いたい熱がすごくて
楽器屋さんに行って物を確認しては悩んでを繰り返している。
値段、スペックなど色々考慮して
2種類までは絞ったんだけど
この2択が悩ましい。
1つはもうものすごくいいやつ。
単純に値段が高い。
でもすごく音が好みだったりタッチ感がいい。
黒塗りピカピカでピアノって感じ。
何回も悩んでやめておこうと思っても
目の前にするとやっぱりこれにしようと思ってしまう。
恋愛に例えると、
あの人とは住む世界が違うから諦めようと思っても
会うとどうしても好きが溢れてしまうような
片思いをしているような感じ。
もう一つもまぁまぁいい値段。
おしゃれ。なんと言ってもおしゃれ。
他の物を買うくらいなら音とかそんなもん無視して
これが部屋にあるとちょっと鼻が高いかもって感じ。
恋愛に例えると、
顔以外そんなにスペック高くないけど
この人が隣にいたらちょっと優越感に浸れるだろうなって感じ。
めちゃめちゃ悩んだ結果
高い方の電子ピアノというかハイブリッドピアノなるものを買うことに
心はほぼほぼ完全に決まった。
やっぱり見ると嬉しくなっちゃうし
早くこれで演奏したい!!ってなるし
これだったら飽きずにずっと大切にできそうな気がするなと思ったからだ。
値段や大きさとかを考えて
妥協しておしゃれなやつを買おうと一度決めて買いに行ったんだけど
やっぱりおしゃれ以外にいいところが見つけられなくて
どうしても黒塗りピカピカのカッコイイ方が気になって
チラチラ見てはちょこちょこ触りに行って
「はぁ…やっぱりこっちがいいなぁ」と思ってしまっていて
「おしゃれな方を買っても、いずれカッコイイ方に買い換えてもいいか。」
とも思っていた。
そしたら旦那がカッコイイ方を触りながら
「こっちにしなよ、本当はこっちがいいんでしょ?」と言ってくれた。
そしたらもうテンションが上がって
「そうだよね、いずれ買い替える気なら最初から欲しいものを買うべきだよね!」
ってなって、カッコイイ方はおしゃれのものよりも2倍の値段するけど
買い換えることを前提に買うよりもずっと節約になるしね。
安物買いの銭失いになるよりも
いい物を買って長く大事に使いたい派の自分には
その選択がしっくりきた。
家に帰って、今の状態では置き場所がないから
とりあえず大掛かりな部屋のレイアウト変更と
大規模断捨離をすることに決めた。
そしてなんとか置けると思ったら
これまたすごく嬉しくなった。
やっぱり心が喜ぶ選択をすることって
すごく大事だよね。
早くお迎えしたい!
でも納品は半年以上待ちそうだから
彼を迎え入れるスペースを
ワクワクしながら整えたいと思う。