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麻打ち体験
11月に須賀川で「麻打ち(あさぶち)」の体験会&糸績みがあり、行ってきました。
精麻→→→麻打ち→→→打ち麻
私たちがやっている糸績みは精麻をさいてつないでいるわけではなく、
上記の過程を経て糸績みをするための繊維の状態になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1706055735405-LhctHd6Wih.jpg?width=1200)
上の写真のものが「打ち麻」
私はふだんはこの状態のものを仕入れさせてもらっていて、
ここからさいて糸にしていきます。
なので、今回はふだんは誰かが手をかけてくれている作業を体験します。
ここから麻打ち体験です。
精麻をお湯に入れてしばらく置く。
汚れ?不要なものを落とす過程。
![](https://assets.st-note.com/img/1706055658135-LQr86riONq.jpg?width=1200)
その後 米ぬか汁をつくってそこに投入。
しばらく放置。
米ぬかが普通に手に入る暮らしのみなさま。
見習おう。
![](https://assets.st-note.com/img/1706055658227-acqti2JPZg.jpg?width=1200)
米ぬか汁から出した状態。
精麻の色から変わってますよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1706055811261-4hcgxAbEqK.jpg?width=1200)
ここからが麻打ちです。
麻打ちはパシパシ打つ作業かと思いきや、
繊維が乾かないうちに上から下まで手で少しずつ揉んでいく作業がメインでした。
乾燥とのたたかいのため 写真はありません。
かなり素早くやらなければならない作業ですが、
おそらくここの出来具合で「打ち麻」の状態が決まるのでとても大事な過程です。
最後に畳にバシッと1回か2回打ち付けるというより投げる感じ??
![](https://assets.st-note.com/img/1706055661387-ORPN7v7sjn.jpg?width=1200)
これで麻打ちが終わりです。
後でこのときの打ち麻を少しさいて糸にしてみました。
米ぬか汁から出した繊維を揉んでいく作業が一番遅く、要領が悪かったかと思ったのですが、
案外繊維が柔らかくて扱いやすいものになってました。
ここを極めれば自分の好みの繊維にすることもできるということか。
研究が必要ですね。