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日本語って難しい!

毎晩息子とシャワーで済ますには肌寒くなってきた今日この頃。
そろそろお風呂をためますか!

久しぶりのお風呂はぬくぬく気持ちいい〜。息子もお湯をバシャバシャして楽しそうである。

うちには追い焚き機能がない為一回冷めると入れなくなってしまう。なので、私と息子が夕方入ると夫の帰宅時間には当然冷たくなっていて夫は入れないのだ。それにお風呂を溜めるということは浴槽内を掃除しないといけない。

私が息子と入った後掃除しようにもまだ1歳の息子は一人でお着替えも出来ないので私は超特急で自分の体を拭き、パンツだけを履き、息子の着替えに取り掛かる。暴れる息子をなだめながらおむつをつけ、服を着せ、ドライヤーで髪を乾かすとすかさず自分の服を着て、洗面所から逃走する息子を追いかける。

そこから待ったなしで「まんま!まんま!」と騒ぎ立てる息子。いかにぐずる前に彼の口にご飯を入れるのか、一分一秒も無駄にはできない。
なんとかぐずる前に食べさせることに成功した私はちょっと待っててねーとベビーサークルに息子を入れおもちゃを目の前に持っていく。そしておもちゃに気を取られた瞬間、颯爽と洗面所に向かい濡れたまま放置されていた自分の髪を乾かす。どことなく生臭くなった髪をなんとか半分くらい乾かすとリビングから息子の泣く声。

「はいはいはーい!」
とまだ乾かぬ髪を一つに結び彼の元へと駆けつける。
どうやら絵本を読んで欲しかったようだ。そこから絵本を何冊も読み、19時になる前にお布団に移動して電気を暗くしていく。

「ねんねの時間だよ〜。」と優しく語りかける声とは裏腹に寝返って逃走を図る息子を布団に食い止める。
初めはまだ遊び足りないとビービー泣いてる息子も10分たたずに静かになり20分後には夢の中。
「おやすみ〜…」と静かに寝室を出るとどっと疲れが体を襲う…。

「はぁ…、今日も終わった。」
そこから私は自分と夫の夕飯を作り、束の間のスマホタイムに勤しむ。

と、こんな夕方のルーティンなんですが、浴槽を洗うというミッションがまだ残っているけどいつも優先事項の低いその家事は頭から飛んでいってしまうので夫に

「お風呂を最後につかった人が洗おう。」

と持ちかけた。すると夫はオッケー!と快諾してくれたので私は一安心♪

ある日、夫が休みで家族で動物園に行ったり、スーパーで買い物した夕方。車の中で帰ったらとりあえずどっちかが息子とお風呂に入り、もう一人が息子をあげて着替えさせ遊ばせる。その後交代でお風呂に入り、上がった方が寝かしつけようと役割分担じゃんけんをしたところ、私が勝ったので息子とお風呂に入り、寝かしつけることにした。

家に着くと息子のパジャマとおむつを用意しながら

「昨日浴槽洗ってくれたんだよね〜?」

と夫に聞くと

「え?洗ってないけど。」

「え?なんで?だって最後につかった人が洗おうって言ったよね?」

「うん。だから僕は洗ってないよ。」

「え?どゆこと?!」

「僕昨日つかってないもん。」

「いやいや、昨日お風呂入ったでしょ?」

「つかってないもん。」

「え?何?この気持ち悪い会話。」

「だから、昨日僕はお風呂に浸かってないから洗ってないよ!」

「あ!!そういうこと!?」

「私は浴槽に浸かろうが浸からなかろうがお風呂を最後に使った人が洗おう!という意味で言ってた。」

「あ、そういうことか〜。うわ〜、日本語って難しい〜。」

と夫は言っている。

(いやいや、いやいやいやいや。シャワーになる前、春の時点でそういうふうにしてたじゃん!4ヶ月前の話よ?覚えてないの!?)

と思ったがこれが本当に夫は覚えてないので困り物。

「これからは最後に使った人useの意味ね!が掃除お願いね。」

そう言って夫に納得してもらった秋の夜でした。



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