#5「EVを普段使いしてみて良かったこと・イマイチなこと」
■はじめに
電気自動車(EV)を普段使いしてみて感じた「良かったこと」・「イマイチだったこと」をまとめてみました。
■良かったこと1 ガソリンスタンド行かなくていい
家庭用のEV用コンセントさえあれば、ケーブルを繋ぐだけで、自宅で充電可能です。わざわざ給油に行く必要ありません。
■良かったこと2 非常時の電力を確保できる
(ただし対応車種がかなり限られてます。うちの車は対象外。泣)
V2H(Viecle to Home )※という設備があれば、EVのバッテリーを蓄電池として利用できるようです。例えば昼間は太陽光発電の電力利用+EV充電。夜は昼間充電したEVバッテリーを使い家の電力をまかなうような。天候や使い方もに右されますが、理論上は停電しても一日中電力を確保できます。EVがまだまだ高価で寿命もある蓄電池の代わりになるこの使い方は非常時の備えにもってこいだと思います。
※V2H(Viecle to Home )の概要
ニチコン社Webサイト:https://www.nichicon.co.jp/products/v2h/
■良かったこと3 乗りごごち
ここは完全に個人の好みによりますが、
・「とにかく静か」
・「加速が超滑らか」(←ギアがないからだとか)
・「加速力がすごい」(←これは意外でした。)
です。
■イマイチなこと1 充電に時間がかかる。
充電器の性能にもよりますが、バッテリー容量が大きければ大きいほど充電に時間がかかります。うちのEVはフル充電でも200kmほどしか走らない車種ですが、 それでも標準的な家庭用EVコンセント(200V)では、ほぼ空の状態からフル充電になるまで一晩(だいたい10時間ぐらい)かかります。一方で急速充電器は家庭に設置するにはかなり高価。ガソリンスタンド行かなくていいのは良いのですが、自宅ではフル充電までとにかく時間がかかるし、充電し忘れようものならTHE END。
■イマイチなこと2 エアコンつけると航続可能距離の表示が一気に減る
うちのEVだとエアコンなしでの運転時に比べ、航続可能距離が大体-40kmになります。フル充電時の航続可能距離が200kmだとすると、エアコンつけた瞬間にると160kmになる感じです。エアコン必須の真夏の炎天下の中でちょっとした遠出でも渋滞にでもハマろうもんなら冷や汗ものです。
ちなみにシートヒーターが装備されており、冬場はそれなりに快適です。
シートヒーターなんてただの贅沢品だと思っていましたが、エアコンよりも電力消費が少ないらしく、航続可能距離も減りません。EVでは理にかなった暖房装備のようです。
■イマイチなこと3 上り坂が続くとこれまた航続可能距離の表示が途端に減る
当然ながら上り坂は平地に比べ消費電力が大きいため、こちらも航続可能距離の表示ががみるみる減ります。逆に下り坂では充電されるため、航続可能距離がどんどん伸びます。下りで充電されるとわかっていても、登りでみるみる航続可能距離が減るのを見せつけられると、ちょっと不安に・・・。
■おわりに
以上のことから、うちのEVは近場で乗るのにちょうどいいという感覚ですが、最新のEVは航続距離が500km超えの車種もあるようですので、エアコンやつけてもたいして気にならないのかもしれません。
あと、「環境にやさしい」・「CO2を出さないからエコ」とよく聞きますが、火力発電が主力の国でも、本当にエコなのか、ちょっと疑問に思うようになりました。でもいつかは化石燃料は無くなるわけですし、地球も温暖化を取り越して沸騰化しているわけなので、まずは直接CO2出さないことが重要なんですかね。。。
今後の進歩に期待したいと思います!
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