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【#8 飛行機note】 オーストラリアの水際対策

これを書いているのは5月16日、日本は新規感染者数が連日6,000人超え、東京都の緊急事態宣言の5月末解除は難しそう...と巷で囁かれている、そんな折です。

飛行機先生から海外への入国事情を聞いたりします。一番スゴイと思ったのはオーストラリア、感染を抑える徹底した体制に驚きでした。

今年3月にメルボルンへ行かれた飛行機先生。空港に着くとホテルまでの移動は防護服を着た護衛官が同行、ホテルへ着くと書類にチェックして部屋へ。何と部屋の鍵をもらえない!のだそう。つまり部屋に監禁状態です。食事はノックがあって部屋の外に置かれているそうですが、冷たいサンドイッチとフライドポテト、甘いお菓子やスナックなど...外出不可だから果物や温かい食品を食べることができず。そして出発時間に再び防護服の護衛官に付き添われて空港へ、ようやくフライトで日本へ...とのことでした。いやー大変、、、と思いつつ、オーストラリアの政策に感心しきりです。世界各地からのクルーだけだけでも入国者はかなりいるはずなのに、全てのクルーに防護服の護衛官が付き添い一切外出させない、国民との接触をさせない徹底ぶり。そういうシステムを組めるオーストラリア(全域でない?にしてもメルボルン含む大都市圏は)スゴイです。加えて、オーストラリアに入国するクルーの方々、フライト前にPCR検査が必須とのこと。アメリカやEU圏などは帰国後のみPCR検査ですが、オーストラリアへのフライトは前日に検査するそうで事前・事後ともに必須、そういうとこも徹底されています。

一般市民としては「オーストラリアってスゴイ!」ですが、飛行機先生は「フライトで疲れた身体にホテル監禁は辛すぎる...まぁ、どうせ疲れてずっと寝てるけど」とつぶやいておられました。

国際空港の水際対策、簡単なことではないとは思います。ですが、日本も海外の事例を参考にできることもあったのでは...と思ったり。今時点では先の見通しが不透明ですが、航空業界が無事に存続し続けることを、ソラのお仕事に関わる方々のモチベーションが下がらないことを心から願うばかりです。