母の癌が再発したかもしれません…

多くを語る気分にもなれないくらい少し落ち込んでいます。
抗がん剤治療に向けたCT検査の過程で肺に影がみつかりました。
まだ何者なのかは不明なのですが"影"っていう響きがね…
もう嫌ですよね。

つらいのはつらいし、不安も不安なのですが、最初に母からガンを告げられた夜に比べたらまだマシかなぁと思います。
あの日の夜は42歳の中年が布団の中で子どものように泣きました…
それくらいショックだったけど、今はだいぶ耐性もついてきたのかまだ気丈でいられます。
もちろん当の本人も症状もなく治す気満々。
頑張って治療する！
という一択問題なので僕ら親子はひたすら前だけ向いて進んでいます。

病気になってつらいことや心配なことばかりではありますが、この年になってちいさな頃のように親を気遣い、愛おしく思えるように立ち返れたことには、病気という出来事に少し感謝もしています。
仕事や夢やお金、日々欲しがるもの求めるものは山ほどありますが、健康ほど大事なものはやはりなく、命さえあれば何回でも生き直せるチャンスがある以上、一番大切にすべきものは間違いなく命かなと日々改めて気付かされています。
そして"生き死に"に比べたら日々の悩みやストレスなんてちっぽけなもんだなぁと。
こういう価値観や尺度を大事にしたいですよね。
本当の意味で死に物狂いになれるというか…

時をもどそう…


そんなモヤモヤする影の話を母から聞き、居ても立っても居られない気持ちになり、ガン告知から今日まで撮りためていたムービーで動画を作りました。
動画を作りながら母親の姿に触れていたかったからですかね。
よくわからない心境ではありますが、一晩で下手くそドキュメンタリーを作り上げました。
よかったらご覧ください。
「母がガンになりました」

再検査は来週…
再発と決まったわけでもなさそうなので、気持ちを強く持って元気に次の通院日を迎えたいと思います！
今日は暗めな話ですみませんでした。