「NYO SWORD」mC.SYOBESUKIIパート
永田さんの声って個人的には深いと思っていて、その深い声で軽く歌ってるのがそもそも好き。歌うとなると声が歌う用の声になる人が多いように思うけど、mC.SYOBESUKIIは話す声のままに近いから軽さがある。
軽くつらつらと歌う中でも、声本来の深さが色濃く出るところが要所要所にあって、そのギャップとチラリズムに耳が捕らわれてる。「出題」とか「マジョリカマジョルカ」とか「今夜バッチリ」の部分。
「座りション野郎に 〜 俺なら全部楽勝」の歌詞にら行の音が頻出するのに「YellowAction」の所だけしか巻き舌してないのがまじで好き。「野郎」「クラクション」「楽勝」とかの方がしやすそうだし語感的にも選びそうなのにそうじゃないのが、私の感覚と違って意外だし感心した。
最後の「濃いとこ連れてく〜」のフレーズは、前述したけど「今夜バッチリ」で深さをだして、「まさに ベネディクトションBARバッ」までどんどん深度を増してくんだけど、最後の「チ」を軽いとこに飛ばすのがもう!もうさ!!!歌詞的にも余裕のある紳士的な素振りしておきながら、このスカした裏切りにもうやられちゃうよね。シッコの歌に紳士もクソもねえんですが……。