航空大学校受験!〜総合Ⅱ(物理)の勉強法〜
みなさん、こんにちは!ソラシベリアンです。
さて、今日は航空大学校の一次試験、総合Ⅱ(物理)の勉強法について偉そうに書かせてもらおうかなと思います!
まず、総合Ⅱの勉強法を語るのはいいけど、お前は実績あるんか?という話じゃないですか。#みんな怖い
それでいうと、2回受験して、2回とも一次試験を突破しています!#えっへん笑
さらにいうと、理系というチートプレイで物理は本当に得意でした笑
みなさんに教えさせてもらいたいくらい!
そして、物理は勉強したら誰でもできるようになります!
なので、この記事は「こんな風に勉強したら、効率良く物理対策できるんじゃない?」という提案を、誰かの参考になればと思って書きたいと思います。
物理の勉強は3ステップ!
もう全ての受験生が、この3ステップで物理に関しては怖いもの知らずになれるんじゃないかなと思います。#過言です
合格者とか理系の受験生とかは、この3ステップで行けるっていうのに賛同してくれる人が結構いると思うんです。
#もし賛同したくれたら、いいねで信憑性を高めてほしいです。お願いします。本当にお願いします。
1st Step 過去問研究
かの有名な兵法家の孫氏は言いました。「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」と。つまり、「相手の実情(問題内容・難易度・傾向)を知り、自身の内情(物理の学習歴・得意分野・苦手分野)を知っていれば、何度戦っても負けない」ということです。
なので、なにはともあれ、まずは解いてみましょう!
(過去問はこちらから↓)
さて、みなさんの中にこんな些細な理由で足踏みしている人がいますね👀
#なんかちょっと変態っぽい
① 新しい順?古い順?どっちからやればいいか分かんないから後で
どっちでもいいよ!早くダウンロードしてやりな!
ちなみに、僕は、古い順派です笑
「昔は△△だったけど、最近は○○な傾向に変わってきてるなあ」っていうのがより実感できるかなと思って。
② H26〜R4までだと、9年分か。もっと集めた方がいいかな?検索検索!
もう9年分やったら十分だよ!笑
僕の受験時代も、ホームページで手に入れられる問題だけやりました。(6、7年分だっと記憶してます)
これ以上古いのに手を出すのは、過去問研究ではなく、過去問発掘です。
#うまいこと言うた
あなたは航大過去問考古学者になりたいんですか!?
#もうええて
と言うわけで、その先は目の前にある過去問をやった後に考えましょう。
③ 僕、物理基礎しか習ってないし!もう全然覚えてないから絶対に解けないし!
あなたはマッチョになってからジムに行くんですか!?
違いますよね!マッチョになるためにジムに行くんでしょ!!
#別にマッチョにならなくてもいい人がこの世の大半
と言うわけで、まず自分の実力を知ってください。
#傷つきたくない気持ちもわかるけど、一回殴られよう笑
・どんな分野のどんなレベルの問題が出るのか
・自分がどのくらい理解しているのか
を知らなきゃ、対策のしようがないですからね。
・文系出身で、本当に手も足も出ない という人
文系出身で、物理を勉強したことがないと言う人もいるかと思います。そんな方は、9年分をまるまる一周する必要は無いと思います(かかる時間の割に、得られる成長が少ない)。
なので、手も足も出ないと言う人は直近3年分を眺めましょう。そして、どんな分野の問題が出ているのかのメモをとって、2nd Stepへ行きましょう。(可能であれば、物理のエッセンスを使いながら過去問を解いてみると、過去問研究が深まると思います。)
2nd Stepが終わったら、もう一度、過去問研究に立ち返り、全年度を1周しましょう。そして、自分がまだ解けない分野の問題を洗い出し、2nd Stepへ進む。
(1st Step と 2nd Stepを行ったり来たりして徐々に力をつけるしか方法はありません。)
・理系出身で、ほとんどわかるっす という人
過去問を全て解いてみましょう。そうすると、「いつもコンデンサーが絡むと解き方が曖昧になる」など、苦手分野が浮き彫りになってきます。
苦手分野を見つけることができたら、2nd Stepへ進み、基礎から固めていけばいいと思います。
変なことはしないで、手堅く点数を取れるような勉強をしていきましょう。
2nd Step 物理のエッセンス
さあ、なんやかんや文句を言いながら1st Stepを乗り越えたみなさん、おめでとうございます。2nd Stepのご案内です!
特別な方法ではありません。一言で言うなら「基礎固め」です。大学受験の際に僕が基礎固めとして、最高だなと感じた問題集をご紹介します。
その名も「物理のエッセンス」です!これは、もう本当に最高で、何も分からない人が読んでも分かるような優しい内容になってるんです。
そして、公式の暗記ではなくて、物理現象が理解できるところがいいですね。
もうちょい褒めると、教科書的な要素(現象の理解)と問題慣れのための要素(受験のための問題演習)のバランスがすこぶる良いです!
・使い方
使い方に関しては、みなさん受験を経験したことあると思いますので、自分に合ったやり方でいいと思います。
ポイントは、現象の理解+問題の解き方理解です。
周りの人に(もしくはイマジナリーフレンドに)「電磁誘導って、△△なることで、〇〇が起きて、□□ってなる現象だよ」って説明できるようになると良いのかなって思います。
そして、現象を理解したら、問題を解けるようになりましょう。練習問題の解き方を理解した数だけ強くなれます。
ただ、「こんなやり方が効率いいらしいよ」というので、参考までに勉強法を解説しているページのリンクを貼っておきます。
#とても参考になる記事でした 。
・過去問研究の成果を発揮!
僕は、物理のエッセンスは基礎なので、分野を絞らずに一週する(定着するためには三周以上する)べきだと思います。
しかし、それでも、やらなくていい分野がありますね。
光波と原子は今まで一回も出てきたことがないので、飛ばしていいと思います!
特に、原子は募集要項に記載の出題範囲にも含まれていないので、時間の無駄になっちゃいます。
・僕、理系なんですけど、やった方がいいですか?
あなたはやらなくていいです笑
僕も理系なので、自分の話をさせてもらうと、
僕は「物理のエッセンス」のうち、電磁気の範囲だけを復習しました。
力学は得意だったので、物理のエッセンスはせずに、3rd Stepに飛び級しました。
特にコンデンサーの回路でスイッチを入れたり切ったりする(電気量保存の問題)や、誘導起電力あたりが、あやふやになっていたので、そこら辺だけをエッセンスで確かめる、という使い方をしました。
#効率的でおすすめです
3rd Step 良問の風
さてさて、2nd Step を終えた皆さんは物理がだんだん得意になってきてるんじゃないですか?
すでに2nd Stepまでの勉強で航大の物理はけっこう解けると思います。
ただ、応用の効いた問題はなかなか手が出ない、、、といった所でしょうか。
・問題筋を鍛えよう
安心してください。航大の物理の難易度は、定石が通用する問題です。
奇抜な問題は出ません。
「あーこういう問題ね。この問題は、〇〇の考え方を使えば解けるはず。」
というように、解法がある程度思いつく典型的な問題の枠を出ません。
そして、エッセンスだけでは典型的な問題の枠をカバーしきれていないと思います。
なので、エッセンスよりも応用の効いた問題が載っていて、
この問題はこういう風に考えて解けばいいという筋肉(問題筋)をつけるのに、ぴったりな問題集があります。
それが、こちら!「良問の風」です!
(こちらは2023/11に発売された三訂版で、2024/02現在最新です。私の受験当時と比べ、デザインが変わっています。)
・使い方
まずは、シンプルに光波と原子以外を2、3週しましょう。
一週目はかなり苦戦すると思います。ただ、一週目で解法をきちんと理解して、二週目三週目で完璧にすれば良いです!
本当に良問揃いなので、物理の理解を深めて、問題筋をつけるのに最適だと思います。
高校の時に、クラスで良問の風ブームが起きるくらい人気でした笑
もっと難しい問題集はやらなくていいの?
航大受験の物理に関して、少し検索してみると、「とても難しい」や「難関大レベル」みたいな意見を目にしたことがあるのですが、
全くそんなことないです笑
1時間ちょっとで25問(うち物理が9問)の試験で、難解大レベルなんて出せません。難関大の受験なんて、物理2時間で5問とかですよね。
あと、難関大レベルの入試問題を作るのは、相当厳しいです。難関大の入試問題を作ってるのは、大学教授(=人生を物理に振り切った変態)たちが作ってます。
#大学教授を心から尊敬しています。
#あんな入試問題、作れる人は本当に特別です
というわけで、「名門の森」などのさらに高度な問題集に手を出す必要はありません。
そのような時間があるなら、英語や数学、総合Ⅰの勉強に時間を当てた方が良いのかなと思います。
皆さんの受験が、悔いなく終えられることを願っています。#ソラシベリアンより
お知らせ
最後にお知らせをさせて下さい。私、ソラシベリアンが丹精こめて作成した一次試験の過去問解説が公開中です!無料版と有料版があり、有料版は英語の長文解説を含んでいます。ご覧いただけたら、これ以上嬉しいことはありません。よろしくお願いいたします。
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