航空大学校受験!〜総合Ⅱ(数学)の勉強法〜
みなさん、こんにちは!ソラシベリアンです。
さて、今日は航空大学校の一次試験、総合Ⅱ(数学)の勉強法について書かせてもらおうかなと思います!
前回の物理の記事では、ちょっと長ったらしく書いてしまったので、今回の数学については、簡潔に書きたいと思います。
#時は金なり
数学の試験対策は2ステップをご用意しております。
この記事を通して、みなさんの受験が悔いなく終えられることを願っています。
1st Step! 過去問研究
まずは!何はともあれ!過去問研究をしましょう!
試験の内容や難易度、どんな分野をしっかり勉強すると効率が良さそうなのか。
自分はどのくらい解けるのか、どの分野をすっかり忘れてしまっているのか。
について、知らないことには、対策のしようがありません。
※ 物理の勉強法にて、過去問研究の大切さを熱弁しましたので、詳しくはそちらで。
・もう、本当に全然出来なんです という人
「1年分(9問)を解いて3問しか分かりません」レベルの人は、確かに全年度の過去問に取り組む必要はないと思います。
直近3年間の過去問を解いて、どんな分野を中心に出題されているのかな?を調べてメモをしておきましょう。
そしたら、2nd Stepに一旦進みましょう。そして、ある程度数学ができるようになったら、1st Stepに戻って、残りの過去問で実力試しをしたら良いと思います。
※ 可能であれば、2nd Stepの青チャートを開いて、過去問と似たような問題を探して、解法をマスターして、過去問を解いてみましょう。
そうすると、「この分野の問題よく出題されているな」とか、「コンパス3つ(青チャートの問題の難易度)レベルの問題が多いな」という、傾向や難易度が見えてきます。
そしたら、その分析をもとに2nd Stepへ進みます。
こっちのやり方の方が、効率よく学習できると思います。
・だいたい、解けそうですって言う人
「1、2問分からない(自信がない)問題があります」レベルの人は、とりあえず、過去問を全て解ききってしまいましょう。
そして、ここでの目的は、自分の伸びしろを洗い出すことです。
もう、2次関数は完璧なのに、2nd Stepで2次関数に力を入れてはもったいないですよね。
「自分は、積分の問題に毎年苦戦しているな」などといったデータを取るために過去問に取り組みましょう。
そのデータさえ取れれば、自分の点数を効率よく伸ばすことができます。
2nd Step! 数学の試験対策は青チャート一択
これは、僕が高校時代に青チャートを使っていて、馴染みがあるのも要因かもしれません。しかし、青チャートは高校数学の範囲を網羅していて、航空大学校の問題の難易度にピッタリなんです。実際に、過去問と同じような問題が青チャートに掲載されていたりします。
使う青チャートは、Ⅰ+AとⅡ+Bの2冊です。Ⅲ+Cはやらなくて大丈夫です。
先日も、申し上げました。なんと言っても、航空大学校の受験問題は、定石が通用するレベルです。そして、青チャートは定石の解き方を網羅してくれている!!
これを使わない手はありません。
しかし、「あの分厚い青チャートをどうやって勉強するっていうの?」と少し不安になってはいませんか?
難易度を鑑みて、受験生時代での使い方から、みなさんにおすすめの使用法を提案させていただきたいなと思います。
・青チャートと航空大学校の問題
青チャートと航空大学校の問題の難易度を照らし合わせて、大体どのレベルをやったらいいのかの目安を考えていきたいと思います。
まず、青チャートは問題のレベルを5段階に分けています。コンバス1つ〜コンパス5つのレベルです。
そして、航空大学校の過去問を見てみると、
コンパス3つ〜コンパス4つの問題が大半を占めていました(1, 2問程度コンパス2つ)。
と言うことは、対策としては、「(出題分野のうち)青チャートのコンパス4までの問題を完璧にする!」と言う目標が適切と考えられます。コンパス3まででは不安が残るし、コンパス5レベルの問題は出題されないのでオーバーワークになってしまう。
さて、目標が立ったところで、文系の方と理系の方で分けて、勉強の進め方を見ていきましょう。
毎度、文系理系で分けていますが、僕文系だけど数学めちゃくちゃ得意でしたみたいな人は、理系出身の方の勉強をしたらいいと思います。あくまで、ざっくりとした目安のなので。
・文系出身の方々
コンパス2〜4の問題を解くことをお勧めします。
コンパス2で公式の確認を行なって、コンパス3で公式を利用した問題を解き、コンパス4でその分野の少し発展した問題を解く。
これを2、3周すると、解法が身につきます。解法が身に付いたら、過去問を解いて、力試しをしましょう。
そうすると、まだこの分野の問題の解き方があやふやだったと言うのが見えてくるので、青チャートに戻って力をつける。
地道ですが、この繰り返しで力がついていきます。
「ちょっと青チャートは膨大すぎない?」と不安になって、一歩踏み出せない人がいるかもしれません。ただ、もうやるしかないですよ。進み始めたら、意外とあっという間です。一次試験の日に、「やれることは全部やった自分」で居たいのか、「やらなきゃいけないことは分かっていたけど、やらなかった自分」で居るのか、2択です。
結果はどうであれ、後悔だけはしてほしくないなと思います。頑張ってください。
・理系出身の方々
コンパス2は余裕だと思いますので、コンパス3〜4を解くことをお勧めします。
おそらく、大学受験から時間があったので、ブランクがあると思います。なので、コンパス3〜4を解いて、覚えているところ、忘れてしまっているところを確認しましょう。
そして、できない問題はメモをとっておき、2・3周目はできなかった問題だけをやるという使い方をすると、時間に無駄がないと思います。
得意教科の勉強はそこそこに、英語や総合Ⅰの対策にも力を入れましょう。
以上、航大受験の数学対策でした!
今度の記事で、一緒に過去問研究をしたいなと思ったので、興味のある方はフォローをしておいてください!
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