Earth230812の世界
南港をバックに先生が一音奏でた瞬間に、溢れてきてしまって自分でもびっくり。いきなり号泣も恥ずかしいので必死にこらえる。2曲目から先生の額からはかなりの汗が。おー、これが渾身の演奏(もしくはガラス張りによる暑さ)。
ほんのり赤く染まってきた時の選曲が、The文武。後のMCで本人的には想像より明るかったらしいけど、1番赤みがあったのはあの時だった。曲と曲の間に聴こえてくるのは、ジャケットの裾を正す衣擦れの音だけ。
MC (ガラス張り)暑い。ピアノの蓋とガラス窓枠が作る借景が良い。景色が素晴らしいので、いい意味で観客を忘れて没入できた。暗くなってから「はじまりの夜」をやります。
トリオ編成。全ての間合いを支配していたソロとは違い、曲間でお二人が楽譜をめくったりチューニングをしている間、タイミングを伺う様子を眺めるなど。ジャパニーズ古典の魔改造中に照明が暗くなる。
それまで貨物船の往来や鳥が行き交うのが見えていたのが、日が落ちて関空を離発着する飛行機、泉南の海沿いに煌めく街あかりに変化。これからも季節を変えてこの会場で演奏してほしい。
きっと、会場に合わせた選曲になると思うので、ツアーといえど一期一会が楽しめるステージになりそう。サイン会では南港について熱く語ってしまいました。倉庫もマンションも立ち並ぶこの町を、これからもご贔屓に。
サイン会はさながら「ラジオの感想を直接言える会」。あんなに「永野さん」が飛び交うサイン会は他にない。そして文武氏をずっとアップで撮ってるカメラがあったけど記録映像?景色もパンして撮ってたなー。いつか見られたら嬉しい。
※twitterより転載