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エネルゲイア的な生き方を! 〜札幌生活2日目〜
こんばんは!
札幌で1ヶ月住んでみるというチャレンジをしているのですが、
せっかくなので普段書いている日記を、noteに書いて公開してみようかなと思い立ちました!
なんとも言えない感情を言語化することが得意だったりするので、何か1つでも共感ポイントがあったら嬉しいです!!
エネルゲイア的な生き方を追求する旅
キーネイシスかエネルゲイアか。
生き方についての論争になると、度々この言葉が対立的に扱われる。
キーネーシス的な生き方とは、登頂すべき山を決め、その山を登り切るという目標から逆算して、今やることを決めようとする生き方である。
一方のエネルゲイア的な生き方とは、人生は連続する刹那であり、現在という一瞬一瞬の点の集合体であるとし、現在を輝かせるようにする生き方である。
アドラー心理学をわかりやすく説いた『嫌われる勇気』では、エネルゲイア的に生きること、今をダンスするように生きることが本来の人間のあり方である、という結論で締められている。
確かにアドラーのいう通り、エネルゲイア的な生き方を志向した方が幸せになれるだろうなという確信はある。
ただそれを邪魔するのが、漠然とした将来への不安や恐れだ。
例えば、僕は今まさにこの札幌生活を通じてエネルゲイア的な生き方を模索しようとしている。
東京から離れ、自分が心から面白いと思う教育系のプロジェクトを2つこなしつつ、残りの時間は心の赴くままに札幌の街で過ごしている。
ただ、これは今に限らずだが、ずっと心のどこかにあるのは、
「本当にこのまま生きてていいのだろうか」
といった不安や、
「名だたる企業に就職してバリバリ活躍して、そこで得た知見を活かす生き方もやっぱかっこいいよな」
などといった迷いである。
そして、気がつくと自分の生き方に対する懐疑が生まれ、現在が100%充実しなくなる。
このようにして、不安から逃れるための生き方にまた逆戻りしてしまう。
最近はずーっとこの繰り返しな気がしている。
でも今振り返ってみると、豊かなつながりや役に立つスキルが手に入ったのは、時間や金銭を度外視し、何より楽しかったから打ち込んだ経験からだったりする。
逆に、将来何かに役立ちそうだから、というレベルでやっていたものは、大したスキルはついてないし、あまり楽しくもなかった。
浅いながらにこれまでの経験則からいくと、絶対的にエネルゲイア的な生き方をした方が楽しくて幸せだし、スキルも身につくのはわかってる。
でも、わかっていてもなかなか100%踏み切れず、日々悩んでしまう。
そんなウジウジした自分から、一歩踏み出したくて札幌の地に来たような気がしている。
まずは、自分の「楽しい」がどこにあるのかを、日々色々なことに本気で取り組みながら、仮説検証をしていこう。
内省はもはや趣味というか病気のレベルで、「将来どうしよう」って毎日考えてしまうが、正直あまり役に立った試しはない。
(内省がストレングスファインダーで堂々の1位だったりする笑)
そんなことより、自分がどうやったら日々楽しく充実して生きられるかを考えよう。
そして、何より主体的に「楽しむ」姿勢を大事にしよう。
オープンマインドだけは忘れず、生活圏と人との関わりを広げて行くことと、日々楽しいと思える活動に熱中することで、人生は上向いて行くはずだ。
だって毎日がちゃんと楽しかったら、少なくとも後悔はしないもんね笑。
もし後悔しても、またその時取り戻せばいい。
そう思うと、ちょっと気持ちが楽になった。
さて、明日も精いっぱい楽しもっと。