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社会人陸上厳しいって。でも、やり方次第なんだって。
お久しぶりです。社会の波に揉まれまくっております。
ありがたいことに、沢山の方に反響を頂いた東京マラソン編から約半年。
現在の練習量(走行距離)といえば、昨年までに比べれば
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いや、マジで学生時代は幸せでしたね。確かにバイトに明け暮れていたとはいえ、なんやかんや朝夕練習する時間を確保できたり、割とフレッシュな状態でポイント練習して、リカバリーまでしっかりできてたんだなと。
現在は平均月350-400kmです。
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新しい環境になって、早々故障はするし、仕事もエブリデイハードワーク。でも、新天地自体は最高なんですよ。陸上が大好きで素直、そして才能もある。そんな子たちが揃ってる。しかも、同僚の方たちもすごく協力的!あぁ、自分が蓄えてきた経験値や知識は活かすべきところで活かせ!っていう、まさに神様からのミッションだったのかなって。
そんな子たちと陸上をしていると、やっぱり自分の結果にも拘りたくなる。でも、練習量自体を増やすのは今はすごくキツい。だから質の高い練習にこだわろうと思いました。
ただ、質の高さってなんなんでしょうか?そう質問したら、おそらく帰ってくる答えは「短時間で速く走ること、レースペースに慣らして達成感を得る練習」とか?間違いではないけど、正解でもないのが自分の考えです。
質の高さとは、「費用対効果の高い練習」つまり、すごく頑張ってないけど速くなれちゃった練習です。※表現下手くそですいません
そこで取り組み始めたのが、中強度のランニング
心拍数140-160、ペースでいうと4'20-3'30あたりで30-60分。リディアードさんの表現で言うと有酸素ランニング、僕の教科書であるX(旧Twitter)界隈でいうとモデレート、もしくはLT1の強度。
速いジョグなんて表現もありますが、ジョグは基本もっと遅いペースなのでジョグではないです。
これを始めて、走りがどんどん楽になる。レースペースの練習してないのに、走れるようになる。
やっぱり有酸素は正義だなぁと。
でも、一概にこの練習をするわけが良いのではないんですよね。今の自分の回復力、環境にあってるからハマってる。仕事でそんなに走る時間が取れないのでサクッとできるというメリットもあるけど、それ以上に大きいのは週全体の負荷が丁度良くなってくる。何年も陸上してると、1週間の負荷はこれぐらいがちょうど良いってのがわかってくるんですよね。負荷をあげすぎて疲労が溜まるのもダメだし、軽すぎても強くはなれない。
僕が現在では負荷を上げるのは中学生との練習するときぐらい(週2回)それも3’10-3’50くらい。ペースからしたら身体は余裕。だから、他に中強度のランニングをして地味にきつい負荷をかけ続けることで高負荷練習ができない点を補っています。
この取り組みをしてみて気づいたことは、とにかく継続ができるから確実に自分が強くなってくるのを実感できること。
最近は最早ポイント練のほうが楽です笑
地味だけど、できるかできないかのすごい練習1回よりも、できる練習を10回の方が強くなれます。
もし、このやり方をみてやってみようと思う人がいたら是非ポイント練習の負荷を落としてください。
今までと同じ週2で高負荷も一緒に行うやり方なら疲れすぎるので多分逆効果です。地味に積み重ねる期間を一定期間とり、レースが近づいてきた、ここぞ!という場面で高負荷練習を行う。
その時に初めて、目標とするペースで走れちゃうんです。それがそこまで頑張ってないけど、速く走れるやつになる、まさに質の高い練習です!
今回は自分のやり方の紹介でした。現在はこのスタイルがハマってるので当分の間、人体実験を通して検証してみたいと思います。全員にあってるとも思いません。
ただ、最後にこれだけは言いたいかもです。これは誰にでも当てはまるかなと思います。
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