父の異変
平成30年9月中旬に肺がんの宣告を受けた父。
様々な検査をして、この時すでに肺がんから脳への転移が認められました。
その時の様子はこちらの記事にあります。
母から歩行がおぼつかなくなったと聞いていましたが、今思えば、他にも前兆はあったと言います。
まずは車の運転。運転は慎重だし、上手だったはずの父。それなのに、8月の終わりか9月の初め頃は右左折の際にぶつかりそうになったり、バックでブロック塀に擦ってしまったとのこと。
一番顕著だったのは、あんなに大好きだった毎日のビールをコップ半分ほどで残してしまった事。
「これはおかしい」と思った母は、父を何とか病院に連れていきたいと思ったそうです。
しかし、病院嫌いな父はいくら声をかけても「大丈夫だ。」と言ってなかなか受診してくれなかったと話していました。
あの時、無理にでも連れていっていたら少しは違ったのかな、と自分を責めていました。
「たらればを考えてしまっても仕方ないし、既に複数の症状が出現していたのだから、その時には進行していたのかもよ?」と話す私。
その話をしていた時、父は生きていたので「今はとにかく前を向いて行こう!」と励ましあったのでした。