見出し画像

「専門学校編 "前編" No.1のギタリスト」

森 空青の音楽プロ活動開始から、今年で15周年を迎えます。
そして、6月15(日)に六本木CLAPSというお店で周年ライブを開催いたします!
この記事は僕の音楽人生の生い立ちを語ると共に、ライブに向けての意気込み、及びにお客様に演奏を100%楽しんで頂くためのガイドとして発信しております!

____________
僕は何も知らない(わかってない)状態のまま、合宿場所に到着しました。
そして、学校職員の方々、合宿に帯同する講師の方々の挨拶を挟んで、この合宿で演奏する即席のバンドの割り当てが決まりました。

僕が割り当てられたバンドは、ボーカルが男女それぞれ4名、ドラム、ベース、ギターが2人。という編成でした。

ボーカルは全曲全員参加という形となり、コーラスアレンジも自分たちでやることになり、課題は山積みでした!

ギタリストは2名と伝えられましたが、もう1人は2日目から合流するということでした。
この後に合流するというギタリストが、僕の専門学生時代の盟友となるKUMAというギタリストでした。

KUMA君も現在も連絡を取り合う中で、ギターの話やくだらない話まで出来る、学生時代の友人です。
彼もこの記事にお名前を書くことを快諾してくださいました
☺️


課題曲の中から演奏する曲を2曲決めたら、そのまま音楽室に移動して、初日からリハーサル開始という慌ただしさ。

しかも数時間後には講師の方が演奏を観にくるというのです!

急いで練習しなきゃ!となるわけですが、「何も知らない森 空青」はここで自分が持っていた「とあるスキル」に気がつきます。それは

音符も読めてないし、コードもわかってないけど、なんか正解っぽい音を選んでるスキル

でした。

このスキルは今も尚、僕の音楽制作に役立っています!
もちろん、今は音符も読めますし、コードも理解してます!(笑)


後から理屈に当てはめても、それは「間違ってはいない音」で、結果的に「なんかそれっぽいギターアレンジ」を合宿初日からやっていたような気がします。

これは、もしかしたらイケるんじゃないか!?という手ごたえがありました。

そして講師の方々が演奏の視察にいらっしゃいました。


「ギターの君さ」


おお!?早くも何か良いお言葉を頂けるのか??!!


「まずは楽譜に書いてあるコードを弾こうか」


世の中そんなに甘くなかったです(笑)



2日目になり、ギタリストのKUMAが合流しました。
彼は合流初日からその実力を発揮し、バンドのアレンジに更なる広がりを与えてくれました!

そして激動の合宿もフィナーレを迎えます。ついに発表会です。

そこで僕は自分の存在を誇示するために「Stand by me」で必要もないギターソロを無理やりねじ込んだ記憶があります(横暴ですね笑)

合宿も終わり、校舎での授業が開始して、僕よりも音楽経験が豊富なKUMAは校内でも順調に周囲の評価を獲得し、同学年ギタリストNo.1という座に着いていました。
(僕の目にはそう映っておりました)

校内の数多くのバンドからギタリストとしてオファーを受けている彼を横目に見て、僕は悔しさを日々沸々とたぎらせていました。

時は流れ、学校は次なる大イベント校内ライブに向けて雰囲気が慌ただしくなってきました。その校内ライブでようやく僕は一つの成果を上げるのでした!

続く

いいなと思ったら応援しよう!