【そらのたねvol.9/キャスト紹介】koharu
今回初お披露目となるそらのたねの物語を書いてくださるkoharuさん。
koharuさんは管理人の本職である愛芽が独立した当初からご来店頂いているお客様。
とはいえ決して深く互いを知る中ではなく、思えばこのそらのたねをきっかけに、更にはkoharuさんが飼っている愛犬が偶然にもアイヌ犬(北海道犬)だったことも繋がってその距離がぐっと縮まりました。
きっかけは昨年末2022年の11月のそらのたねの時に、はなまる@Youjiさんの物語を読んで共感し、初めてkoharuさんが文章を書くことが好きで、実は自身でも小説を書いているという自分のお話をして下さったのです。
このそらのたねを現在進行形の物語にするという構想は、立ち上げ当初に決めていたので、全く文章を書くのが得意ではない管理人ですが、とにかく形にしておきたいという想いで、下手くそながらも#0から#4まで書いたところで、反省点ばかり。こうできたらいいと浮かんでいても私にはその才がない。やはりこれは文章を書くのが得意でそらのたねの物語全般を書きたいと言ってくれる人を待とうと決意。それでもはなまる@Youjiさんの物語はどうしても紹介したく書きましたが、これもその時書き直して頂こうと思っていました。
そんな経緯をkoharuさんにお話させて頂くと、過去の物語も読んでくださっていて、是非書きたいとおっしゃってくださいました。
管理人を昔から知っているからこそ互いの信頼関係もあり、更にそらのたねの始まりからを知っている彼女なら書ける。まだ文章も読んでいないのにそんな直観も働きました。
こんな身近に探していた人がいたのに、このタイミングで話題に上がったのも必然的な気がしてならなかったのです。
その後に読ませて頂いたkoharuさんの小説「やわらかい生き物」は大人のASD当事者としての自身の事が書かれていて、私が知らなかった当事者のとても深い部分を知りつつもその文章や表現に、koharuさんの素敵さがぐっと伝わり、他の人には感じ取れないものが感じ取れるkoharuさんだからこそ、他の人は描けない表現があると感じました。
そしてこの時初めてkoharuさんがASD(自閉症スペクトラム)だという事を知った管理人。
周囲との違和感の中で生きづらさを抱えていたkoharuさんが、心の症状が悪化し働けなくなり社会からフェードアウトされていたことは知っていたのですが、その深くまでこちらから聞くことはありませんでした。
数年前にようやくASDという事がわかったそうで、それによってようやく自分のことを理解できたと。それは管理人がそらのたねを始めた頃と近しかったので、会うたびに日陰から日向に向かっている姿は確かに感じていたところだったので、koharuさんが目をキラキラさせて自身の得意をアピールしてくださったのもこの時初めのことだったので、とても嬉しい気持ち。
そんなkoharuさんが描く現在進行形の短編小説そらのたね。
一番最初に贈ってきてくれたプロローグは、管理人から特に説明せずとも、その想いがkoharuさんに伝わっていたのが驚きで、彼女の素敵な表現となって魔法のように上手な文章として伝わる作品として描かれています。
この物語が一番と言ってもいいほど重要なピースで、このそらのたねに関わって下さった人達を全て物語に登場させたいという私のわがままを理解し、聞いていくださったkoharuさんに感謝でしかありません。
いつか収益を得てkoharuさんに還元できるよう進んでゆこうと決めています。
今回公開する物語はプロローグを含めた下記6話です。
0 プロローグ
1 城跡と鉄の馬
2 若冲カエル
3 カレンの部屋
4 そらのたねという詩
5 宝石と人の繋がり
始まりであるプロローグは会期前に公開させて頂き、会期当日に、残す5話を公式そらのたねのnoteマガジンから公開します。
≫短編小説-そらのたね-
更にもう一つの視点からなる、動物たちのそらのたねの物語も後半16日から公開しますのでそちらも是非お愉しみに♪
koharuさんの小説も是非リンクから読んでみてください🌱
●小説/note≫「柔らかい生き物」
※自身の小説は西川伊織という名前で綴られています。
●koharu≫Instagram
そらのたねvol.9>>カフェの時間