HALUHI POTTERY〜こいけちえ〜
秋の終わりが近づいて、
冬がそこまでやってきているそんな日。
伊那市の陶芸家こいけちえさんの【やまのスタジオ】におじゃましました。
場所は伊那市の山の中。
山の中にあるからこそできる、自然の石や葉っぱ、草花を使った陶芸を体験できるそうです。
自然の中で陶芸ができる贅沢。
お庭で感じたのは何ともいえない懐かしさ。
何だかとても落ち着きます。
さて、二度目ましての挨拶を済ませて、
(私の結婚式でお世話になってから10年ぶりにお会いしました)
早速築窯中の窯を見せていただきました!
作っているのは「倒炎式の薪窯」。
通称『いってこい』窯!可愛らしい。
素人の私は初めて聞くことばかり!
窯というととっても大きいものを想像していたのですが、
割と小さい印象です。
というのにも理由がありました。
女性やお年寄り、体の小さい人でも作品が扱いやすいように。
そんな想いからこの大きさになっているそうです。
ずっとおっしゃっていたのは、
誰でもこの窯を使えるようにしたい。
自分の為の窯じゃない。
誰かの為の窯を作っているちえさん。
素敵です。
そんなちえさんの作る作品も使う人の事を考えられているものです。
こちらのカップ。
とっても軽いんです!
だからずっと手に持っていたい。
お皿も、戸棚にしまい込んでしまうのではなく、
いつも使ってほしい。
そんな想いがあって軽いし扱いやすい。
ちえさんの、人を思う気持ち。
優しくて素敵なんです。
笑顔が素敵なちえさん。
人のことを考えてくれるちえさん。
猫ちゃんが好きなちえさん。
窯を眺めながらゆっくりお話したいです。
記事>> Inadanisodati
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~編集後記~
そらのたねのキャストさんによるそらのたねキャストさんの紹介が新たにスタートしました。
伊那谷の素敵なお店、人、場所を紹介しているInadanisodatiこと、イナソダさんにご協力頂き、昨年6月に保護犬猫支援を目的としたそらのたね展に参加くださった、陶芸家のこいけちえさんが新たにオープンする山のスタジオを取材させて頂きました。ちえさんも保護猫支援をされていて、現在3匹の保護猫ねこさんと暮らしています。又、あしなが育英会への寄付や、東日本大震災の際もチャリティイベントを開催。様々な支援活動をされています。ちえさんとは10年以上も前から知り合いなのに、そんなことは全く知らなかった私…。このそらのたねを介したからこそ普段見えなかったちえさんの活動や、陶芸への想い、同じ女性作家ならではの苦労などを知ることができ、私自身の励みにもなりました。そして、改めて「知る」ことの大切さを感じました。まだまだ書ききれないことだらけ、今回取材出来なかったちえさんの現スタジオは伊那市バスターミナル裏にあります。是非素敵なちえさんとの陶芸教室やちえさんの作品に直接会いに行ってみてください。SNSで簡単に知ることが出来る時代ですが、実際に会わないと知れない事が沢山あります。
だから世の中、平気で批判や炎上してしまうのかもしれません。キャストさんの暮らしや仕事、普段見えにくい優しさの活動や想い等を知れる場所として、気のみ気のままに取材して参ります♪次回もお楽しみに♪イナソダさん一緒に取材してくれて本当にありがとう~!
そらのたね管理人/愛芽